映画『L'Empereur de Paris』にシステマが登場

www.youtube.com
フランス映画『L'Empereur de Paris』(2018)は世界初の探偵として知られるフランソワ・ヴィドックを描いた映画だ。
同じくヴィドックを扱った映画としては『ヴィドック』(2001)が知られている。
ja.wikipedia.org
『L'Empereur de Paris』でヴィドックを演じたヴァンサン・カッセルによると、この映画にはロシア武術システマの格闘技術が登場するという。
tass.com
上の記事によるとヴァンサン・カッセルはインターネットでシステマについて知り、これまでに映画で見たことのないリアルなものがシステマにあると考えて、フランスでシステマの指導を受けたという。なお、彼に指導をしたのはシステマ・フランスのJérôme KadianであることがSNSで明言されている。
この映画、今のところ日本公開予定が無く、どういう場面にシステマが使われているのかは未確認だ。
観る機会があれば良いのだが。

Victorinox社、ウッドハンドルのアーミーナイフ2種追加

knifenews.com
Victorinox社のスイスアーミーナイフにウッドハンドルモデルが2種追加された。
一つは小型モデルの定番、クラシックのウッドハンドルモデルClassic SD Wood
www.victorinox.com
もう一つはノコギリ有り・プラスドライバー有りのHiker Wood
www.victorinox.com
いずれもヨーロピアン・ウォールナットを使用している。
このウッドハンドルの欠点として、ようじとピンセットをハンドルに収納することができない。

ITSの脱出用ツールを隠せる帽子

soldiersystems.net
ITSのITS SPIE Capを紹介する記事が公開されていた。
ITS SPIE Capは別に新製品ではないが、このブログでも紹介していないので紹介しよう。
いわゆるベースボールキャップ型の帽子だが、内側のすべりの部分に収納スペースがあって脱出用ツールを隠して入れておくことができる。

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0030/2520/7340/products/ITS_SPIE_Cap_14_1024x1024@2x.jpg?v=1565296223
ITS SPIE Cap – ITS Tactical

収納できるのは細いキーピックや手錠の鍵、ワイヤーソーなど小型で細い器具だ。
この帽子に脱出用工具は付属しない。ITSが別に販売しているセット等を買って自分で入れることになる。
軽量コットンリップストップ生地製。
カラーバリエーションは黒またはコヨーテ。
価格は24.99ドル。

マルカイダ・カリのインストラクターがデザインしたネックナイフ

dougmarcaida.com
ダグ・マルカイダの公式サイトで新しいナイフが発売された。
マルカイダ・カリを指導するシニアインストラクターKa Anthony ChiricoがデザインしたというSkin Reaperだ。
親指+指3本で握る小型のフィクストナイフでネックナイフとして携行する。

https://dougmarcaida.com/wp-content/uploads/2019/07/Skin-Reaper-Grip.jpg
Skin Reaper - Fixed Knife with Sheath | Doug Marcaida

鋼材は9cr13ステンレススチール、ハンドル材は黒のG-10またはゼブラウッド。
シースはカイデックスにパラコードが付属する。
価格は80ドル。

Grey Ghost Gearの最新バックパック Impact 24

soldiersystems.net
Grey Ghost Gearが最新バックパック Impact 24の情報を公開、予約受付を開始した。
タクティカルバックパックではなく都市通勤者向けのデイパックだ。
各部のポケットはノートPCやモバイルギアやカメラ、日常使う用品のためにデザインされている。
なお、GGG公式サイトの製品説明では容量は24リットルではなく21.5リットルである(リンク先の記事では23.7リットルとあるので誤記や計算ミスがあるのかもしれない)
カラーバリエーションはBlack/Black Diamond、Wolf Grey/Black Diamond、Olive/Black Diamondの3種類。
500DCordura®Strongとリップストップ生地が使われている。
価格は175ドルだが予約限定で105ドルで購入可能。

米連邦保安官の特殊作戦群、STI2011を採用

先月紹介しはぐったニュースから。
www.guns.com
アメリカの連邦保安官局(United States Marshals Service, USMS)の特殊作戦群(Special Operations Group, SOG)が新しい拳銃を採用したとの報があった。
USMS SOGが採用した銃は、STI社のハイキャパモデルである2011のStaccato-P-DUOをベースとし、4.15インチ・ブルバレル、レール付きフルサイズ・ダストカバーのフレームの構成となっている。
グリップには特徴的なTreebarkスティップルというすべり止め加工が施されており、スリム・タクティカル・マグウェル付き。
マガジンは9x19mmの21発マガジン。
スライドにはUSMS SOGの刻印があり、表面処理はDLCコーティングが施されている。
通常モデルは光学サイト付だが、光学サイトがなくマグウェルもないキャリーモデルもリンク先で紹介されている。
光学サイトはLeupold社のDeltaPoint Pro、アイアンサイトはDawson Precision社製であることがLeupoldから発表された。
www.leupold.com
この記事によればこの連邦保安官用の拳銃のプロジェクトはUnited States Marshals Service STI SRA Pistol projectとある。
なお、最初のリンクのGuns.comに掲載された興味深い話によると、Staccato-P-DUOは45ACPモデルと9x19mmモデルの二種類が提供されるがほとんどの機関は9mmを採用しているという。