渋谷区立松濤美術館「黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」

黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―|渋谷区立松濤美術館

今日は渋谷区立松濤美術館「黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」へ。
渋谷駅前の初代のハチ公像を作った安藤照と彼の同人・塊人社を中心とした展覧会だ。
(安藤照のハチ公像は戦争の金属供出で失われ、現在のハチ公像は安藤照の長男・安藤士が作ったもの)

西郷隆盛像製作中の安藤照)

(ハチ公を前に忠犬ハチ公像を製作中の安藤照)
安藤照以外にも多くの彫刻家の勢力や作風に関する解説と展示があり、近代日本彫刻史の一端が伺える貴重な場と言っていい。
何しろ絵画と比べると近代日本の彫刻の展覧会はあまり開催されない。
空襲で多くの作品が失われたため安藤の作品は多くはないが、他の彫刻家達の作品と並ぶことで土の塊のような量感の安藤の彫刻の個性が分かりやすい。
展覧会のポスターを飾る《兎》や《忠犬ハチ公》が目を引くが《裸婦立像》をはじめとする人物や鬼瓦、仏像といった多彩な表現が面白い。
また今回、戦争絵画と違って見る機会が少ない戦意高揚の彫刻も複数ある。
伊藤國男《敵陣蹂躙》などの個人蔵の戦争彫刻は、今後他で見る機会があるかどうか。
安藤自身は戦争の影響を感じさせない作品を作り続けていたが、やがて時代の流れに逆らえず塊人社で戦闘機の部品の石膏型を製作することになる。この事情は展示にも解説があったが図録に詳しかった。
それにしても渋谷に住んでいたあのハチ公像の製作者という背景のわりに来場者が少なかった。
もったいないというか、もっと見られていい展覧会だと思う。

静岡市立美術館「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」

「パウル・クレー展」|静岡市美術館

パウル・クレーの絵画とクレーと交流・影響のある芸術家の作品を並べた展覧会。
解説も創作の背景や影響関係を踏まえた内容が中心となっている。
規模は大きくないがクレーの作品を多数観る機会はたまにしかないので(前のクレー展は2015年)遠出したがその甲斐はあった。
モンドリアンコンポジションに代表されるドゥースブルフモンドリアンが結成した「デ・ステイル」とは違ったクレーの方形画を見たかったのだ。
クレーの色彩、形、大きさが生むリズムを味わえた。

《女の館》

《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》

《無題(歩く女)》

《インテリア》

《花のテラス》

《北方のフローラのハーモニー》

あと創作の背景に関連してどう売り込むかというトピックに触れている解説が複数あって面白かった。
どう受容されたかの説明は展覧会では珍しくないが、どう売り込まれたかの話は珍しい。
撮影は大半可能。当日再入場可能。
一方気になる点として音声ガイドの内容が展示解説とほぼ同じなので読むのが苦になる人以外には必要がない。
またかなり厚い図録は画像は小さめで文章の割合がかなり高いので、人を選ぶ内容だった。

Streamlightの帽子・ヘルメットライトSL-SideSaddle

SL-SideSaddle® USB | Rechargeable Helmet Light | Streamlight®
SL-SideSaddle® | Compact Hands-Free Lighting | Streamlight®
www.youtube.com
Streamlightは帽子・ヘルメット装着用ライトSL-SideSaddleを発売した。
単3電池3本を使用するSL-SideSaddle®とリチウムポリマー充電池を使用するSL-SideSaddle® USBの2つがある。
このライトには2つのLEDがあり、それぞれスポットライトとフラッドライトとなっている。
スポットライトのみ・フラッドライトのみ・両方点灯の切替が可能でそれぞれハイモード・ローモードがある。
レンズはポリカーボネート製。ボディカラーは黒と黄色の2種類。
帽子用マウントやヘルメット用マウントがあり、ストラップとマウントを組み合わせて装着する。

Varustelekaのレインウェア

www.varusteleka.com
www.varusteleka.com
フィンランドのVarustelekaはL6レインアノラックとL6レインパンツを発売した。
撥水生地・撥水ジッパー製のレインウェアでレンジャーグリーンモデルの耐水圧は>20,000mm、フィンランドM05ウッドランドモデルの耐水圧は>10,000 mm。
価格は119.99~159.99ユーロ。

SIG SauerとEikonic Knivesmのコラボナイフ

EIKONIC KNIVES | Knives | Gear
SIG SauerEikonic Knivesとのコラボナイフを発売した。
ナイフ自体は以前かEIkonic Knivesが製造していたフォルダーでSIGのマークがピボットに入っている。
鋼材、ハンドル材も色々で統一されているわけではない。


ドロップポイントのValius
SIG SAUER VALIDUS DROP POINT KNIFE - BLACK G10
SIG SAUER VALIDUS DROP POINT KNIFE - MICARTA GREEN
SIG SAUER VALIDUS DROP POINT KNIFE - MICARTA BLACK
SIG SAUER VALIDUS DROP SERRATED POINT KNIFE - BLACK G10


タントーポイントのTsuru
SIG SAUER TSURU TANTO KNIFE - COYOTE BROWN
SIG SAUER TSURU TANTO KNIFE - MICARTA BLACK
SIG SAUER TSURU TANTO KNIFE - MICARTA GREEN

ワーンクリフのKarak
SIG SAUER KARAK WARNCLIFF KNIFE - MICARTA GREEN

タントーポイントのXiphos
SIG SAUER XIPHOS TANTO KNIFE - MICARTA BLACK
SIG SAUER XIPHOS TANTO KNIFE - COYOTE BROWN G10

D3O、タクティカルフットウェア市場に参入

soldiersystems.net
防護素材のD3Oがタクティカルフットウェアに素材を提供したというニュース。
D3Oは軍事、法執行機関向けに開発された新しい足裏用衝撃吸収材をGarmontに提供、T8 Defense Bootsとして発売された。
garmonttactical.com
この新素材により荒れた地形で長時間履いた際に足裏に伝わる衝撃が大幅に軽減され、疲労を軽減し、パフォーマンスを向上させるとされている。

Helikon-TexのサングラスTrinRay

https://helikon-tex.com/en/trinray-glasses-basic-seten.html
https://helikon-tex.com/media/catalog/product/cache/7a55c05992a181de171be3d27908ac36/A/G/AG-TRB-PM-1230G_43.webp
https://helikon-tex.com/media/catalog/product/cache/7a55c05992a181de171be3d27908ac36/A/G/AG-TRB-PM-1235G_18.webp
Helikon-TexからサングラスのTrinRayが発売された。
ブラックレンズとUV400カテゴリー3フィルターを備え、レンズは傷や曇りを防ぐコーティングで強化されたポリカーボネート製。
またレンズには撥油コーティング・高撥水コーティングが施されている。
EN166規格および ANSI Z87.1+規格に準拠している。
セットには、 ループ付きのロック可能なハードケース、ストラップ、クリーニングクロスとしても機能する保護ポーチが含まれている。
価格は99.99ドル。