2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

指紋で使用可能になる銃

指紋で銃のロックを解除するテクノロジーの情報が出ていた。 Intelligun - Fingerprint security -The Firearm Blog 以前、犯罪や事故に対処する銃のテクノロジー - 火薬と鋼で持ち主を識別するスマートガンについて紹介したが、今回のこのIntelligunも同様…

システマの射撃技術とモディファイド・プローン

システマに射撃技術について少し書いておく。 システマならではのタクティカルシューティングテクニックというと、移動しながら、あるいは体勢を変えながらの射撃が最も特徴的と言っていいだろう。イメージしにくいと思うので、動画を見てほしい。 システマ…

Radetec社の残弾数カウンター

Radetec社が今年のSHOT Showで拳銃の残弾数を表示する装置を展示した。 公式サイトhttp://radetec.com/ Radetec AmmoControl Digital Counter And Led Advisor -The Firearm Blog グリップパネル内部の機構でマガジンの弾数を計り、LEDで表示するようになっ…

青空文庫のお勧め 高村光雲『幕末維新懐古談』

書こうと思っていた話がうまく書けなかったので、本の話を書こう。 紹介するのは青空文庫でも読める 高村光雲『幕末維新懐古談』だ。 青空文庫 作家別作品リスト:高村 光雲 幕末維新懐古談 (岩波文庫)作者: 高村光雲出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/…

図書館と護身防犯用品

図書館と危険については、特に問題利用者論において研究がなされてきた。実務的なレベルの話では次の本がある。図書館が危ない!―運営編作者: 鑓水三千男,中沢孝之,津森康之介出版社/メーカー: エルアイユー発売日: 2005/06/01メディア: 単行本 クリック: 12…

急な来客により残業。 私の仕事の取引業者は書店、出版社、製本業者から委託業者までほとんどがアポイントなしで唐突に来る。メールも電話もなしに来ることは珍しくない。近隣に同様の機関が複数あるので、ついでに来るのだろう。向こうは気楽でいいのだろう…

『キラー・フード』の情報を追って

今回は、ある本の記述の気になった点を追った経緯を書いてみる。 「酵素栄養学」という、一種の民間療法がある。食品に含まれている酵素が健康に影響するという考え方に基づいている。酵素や栄養学といった一見科学っぽい用語を使っているが、実は科学的な検…

SHOT Show 2013 速報その4

ネタ自体は出尽くしていて、後は詳細情報が出ているかどうか、動画や見やすい画像があるかどうかくらいしか違いがなくなってきた。 MilitaryTimesGearScoutから(2回目) ・トラヴィス・ハーレイ協力のホルスターINCOG IWB modular holster system 動画で紹…

SHOT Show 2013 速報その3

The FirearmBlogから(2回目) ・I.O. Incの新しい1911、Viper I.O. Inc. New "Viper" 1911 -The Firearm Blog 銃本体よりもバックストラップ・マグウェルがグリップと同素材である点が気になる。 ・いまだ健在クーナン Coonan Arms Compensated 357 Magnum …

上の過去記事まとめを更新した。

SHOT Show 2013 速報その2

GIGAZINEから GIGAZINEが取材記事を公開している。日本語での情報ならまずはここ。 世界最大級の銃器見本市「2013ショットショー」現地取材記事一覧まとめ - GIGAZINE 以前ウチでも紹介したダブルバレル1911(ダブルバレルの1911 - 火薬と鋼)の記事がある。…

SHOT Show 2013 速報その1

昨日更新する予定だったが残業でできなかった。 1月14日から世界最大の銃・アウトドア用品の展示会SHOT Showが開催されている。今年は昨年のように各社がこぞってゾンビブームに乗った奇抜な新製品を並べるということはなかったようだ。 今回も順次レポート…

ローリング・ストーンズの知名度とサントリー

ローリング・ストーンズって誰? サントリーの誤算 サントリー酒類は15日、英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年を記念して昨年発売した「ストーンズバー」シリーズの販売を終了する方針を明らかにした。売り上げ不振で、すでに…

なぜ本で戦うか〜システマを例に〜

先日の図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術 - 火薬と鋼はかなりの反応があった。しかし本や雑誌で戦う必要性は、あのエントリでは分からない人が多かったのではないかと思う。 ああいった日用品を武器にする技術は、素手より攻撃・防御の能力を上乗…

残業で練習に行けなくなったので、休憩時間に昨日書いたエントリをアップしておく。

SIGのサブマシンガンMPX

SIG MPX Submachine Gun 9mm NATO, .357SIG and .40 S&W -The Firearm Blog SIGが新しく発売するサブマシンガン、MPXの情報があちこちで紹介されるようになった。今年のSHOT Showで更に詳しく告知されるだろう。 ライフルのように完全閉鎖ボルトのガスオペレ…

イギリス軍、採用拳銃をハイパワーからグロックに切り替え

News & Events | The British Army UK Adopts Glock to Replace Browning Hi-Power - Soldier Systems Daily イギリス陸軍によると、イギリス軍の古い採用拳銃ブローニング・ハイパワーをlock 17 Gen 4に切り替えるという。2万5千丁のグロック17とブラックホ…

図書館司書・書店員必見!本や雑誌で戦う技術

図書館司書は本で戦うことができると思われているフシがあるので、そういう技術を紹介することにも一定の意義があると思う。もちろん本や雑誌があれば書店員でもその他の職業の人でも可能だ。本や雑誌を使う格闘技術は映画「ボーン・スプレマシー」や「ボー…

本や雑誌を武器に戦うテクニックを解説しているビデオを紹介しようと思っているのだが、うまくキャプチャできないので試行錯誤中。

図書館司書のための格闘技・武術分類講座

図書館司書として、格闘技や武術・武道に関わる資料の選書、分類やレファレンスで知っておくと便利な知識を書いておこうと思う。 先日公開した書きかけ記事は利用者向けの話だったが、これは図書館で働く人間のためのものだ。長々と書いたが、実際にはここま…

誰が読むのか分からない火薬と鋼の2012年ボツネタ2つ

2012年ボツ王決定戦!フルタ製菓×はてなブログお題キャンペーンということで没記事を投稿してみる。自分の場合、ボツネタは書きかけで終わっているものしかない。これは書いていて資料不足だとか受けが悪いとか途中で気づいて書くのを止めたためだ。 没エン…

2012年のマンガを振り返る

2012年読んでいたマンガについてややマイナーどころに限って書いてみる。 昨年末に公開予定だったが、遅れに遅れた。 戦国武将列伝 ・長谷川哲也『セキガハラ』 宣伝で「予測不能」と書かれて始まった石田三成主人公のマンガ。巨人の家康、未来予知の三成、…

今年もよろしくお願いします。