Benchmade社のGriptilianの鋼材変更

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Benchmade社の代表的なフォールディングナイフGriptilianの鋼材が変更される。
これまでの標準モデルの鋼材は154CMだがS30Vに切り替えられるという。
鋼材変更による価格上昇は5ドル。
最近のBenchmadeの新製品はS30V以外にD2やCPM-M4、CPM-20CV、M390など色々な鋼材を使っているが、こうした看板商品の切り替えは珍しく、過去に440Cから154CMに切り替えた時以来の包括的なアップグレードだとされている。

Wolf Wind Leatherworksの調節式マルチツールポーチ

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革製のスリングやポーチ類を製造販売しているWolf Wind Leatherworksの新製品。
Wolf Adjustable Multi-Tools Pouchはストラップで調節可能なマルチツールポーチだ。
マルチツールは様々なサイズのものがあるが、これで多くの製品に対応できるので、ポーチ一つで対応できることになる。
また、通常サイズで合わない場合は特注にも応じてくれる。
革の色はダークブラウンまたはUSMCブラックの2種類。縫製の色はナチュラル、黒、ダークブラウンの3種類から選べる。
価格は45ユーロ。

最近流行しているナイフの要素について

近年アメリカで流行しているナイフの要素について、今日のナイフショーでも話題に出したので書いておく。
近年と言っても結構長い年月に渡って浸透してきた話題も含む。

大型セレーション

セレーションエッジはもともと一定の製品が存在しているが、一部で流行しているのは大型のセレーション、Veff Serrationsだ。
VeffセレーションはTom Veffという人物が発案したもので斜め方向に大きなセレーションエッジをつけている。
数年前からコロンビアリバー(CRKT)がこのセレーションを採用したナイフを販売している(Veffセレーション自体はかなり前からある)。
下はコロンビアリバー公式チャンネルで公開されたTom Veffによる解説・デモンストレーション動画。
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このセレーションはよくあるロープカッティング等の目的以外に武器として使った時も有効だとされる。
同社のナイフをデザインしているインストラクターのJames Williamsも評価しており、VeffセレーションがないHissatsuにVeffセレーション加工をしたナイフを自分のSNSページにアップしている。下はその動画。
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ブッシュクラフトナイフ

以前からここで紹介しているように、アメリカではサバイバル技術を紹介するテレビ番組やYouTube動画の影響でブッシュクラフトナイフが人気である。
モラナイフに代表される北欧スタイルのナイフやブッシュクラフトに適したナイフを数多くのメーカー、ファクトリーが出している。
デザインにクセがなく、あまり差がないので割と早い段階でデザインのバリエーションが出尽くしている感がある。

EDCナイフ

最近のアメリカの流行の最たるものはEDC(Every Day Carry)用のナイフだ。
基本的に小型のナイフが多く、全長20cm以下が中心で、フィクストナイフも小型のものが人気で新製品も多い。
以前小型ナイフというとネックナイフが多かったが、最近はズボン内側にシースを入れるインサイド・ウェストバンド方式が増えた。

スリップジョイントナイフ

これも数年前からだが、EDCナイフとしてスリップジョイントナイフが見直され、新製品も増えている。
スリップジョイントのシンプルさだけでなく、スリップジョイントナイフだとナイフ規制が厳しい州でも規制されていないという事情もあるようだ。

TOPS Knivesのフィンガーリング付き小型ナイフQuickie

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TOPS Knivesの新製品Quickieはカランビットにインスパイアされたフィンガーリング付きナイフだ。
ダブルエッジの短いブレードと中指(順手で持つ時は中指)を通すフィンガーリングがついている。
ウィークハンドで持つバックアップ用ナイフだとされている。
2016年に紹介した近距離戦闘指導者がデザインした小型カランビットActive Response Kerambit (ARK) - 火薬と鋼に近いナイフだと言っていいだろう。
鋼材は1095炭素鋼。
価格は90ドル。

多機能フリクションフォルダーPrylobite

Prylobite: EDC keychain knife by Pangea Designs: Michael Dickson — Kickstarter
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現在Kickstarterで資金調達中のプロジェクトから。
Pangea DesignsによるPrylobiteはキーチェーンになるフィリクションフォルダーでマルチツールの機能も備えている。
マルチツールと言っても本格的なものではなく栓抜き・プライバー・レンチの3機能だ。
ブレードは1.7インチ(4.3cm)、S35VNステンレススチール製。ハンドル材はG-10。
ブレードには穴が開いていて、ランヤードホールと合わせて紐やS字カラビナ等を通せるようになっている。

Ontarioの2019年新製品

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Ontario Knife Companyの2019年新製品情報が公開された。
新製品は5種類のフィクストナイフと2種類のフォールディングナイフだ。
その中のJourneymanは昔のパイロット・サバイバルナイフに近い形状のナイフで、
そしてSPEC Plusシリーズには黒い表面処理のAlpha Kukriというククリ状大型ナイフが加わる。
この時期、様々なナイフファクトリーの新製品が発表されるが、とにかくオンタリオは垢抜けない。

WE Knife Co.の2019年新製品フォルダー

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SHOT Show 2019で展示された新製品から。
WE Knife Co.とそのサブブランドCIVIVIの新製品4点の写真と情報が公開された。
いずれもフォールディングナイフだ。
製品名はCIVIVI Statera、CIVIVI Wyvern、Jixx、Bishop。
先に発表され、既に販売されているWE Knife Co.の新しいスリップジョイントナイフ - 火薬と鋼と異なり最近のタクティカルフォールディングナイフのスタイルだ。