今月の各誌

月刊Gun

 Gun誌は今回もDVDつき。海外の銃雑誌でもDVDつきというのは見た事がなく、非常に斬新でしかも読者にはありがたいことだ。中はまだ見てないけど。
 表紙のパラ・オーディナンス・ワートホッグの記事を見て思ったのだが、Gun誌の実銃レポートは結構マルファンクションの報告が多いと思う。1911系は信頼性が高いというのがマニアの認識だが、実際有名なメーカーのものでもこうしたトラブルがある事を考えると、一律にどんな製品、どんな状況でも信頼性が高いとばかりは言い難い。
 スターム・ルガーP95DCの記事は昨年軍採用されてからのもので、その情報が入っているのはありがたい。軍方面についてのもっと詳細な情報も欲しかったが。

コンバットマガジン

 イチロー・ナガタらしい記事だなあ、と思わせる記事がちらほら。
最初の記事はシュアファイアの広告だし、その後はマークワークスの新ブランド・グレイマン・ナイブズの広告だった。あの人の書く記事は大半が広告と思い込みでできている。恐らくこの製品も日本で販売されるのだろう。マークワークスとの差別化をはかれるかどうかが問題だ。
 今月号で見るべき記事は特殊部隊装備くらいだった。

アームズマガジン

 本当に見るべきところがない雑誌で、立ち読みすらつらい。そもそも情報量が少なくて読むところがほとんどないのだが…。今月の数少ない見所はブラックウォーターのスナイパー関連の記事くらいだ。しかしせっかく取材しておきながら情報量があまりに少なくて寂しい。Gun誌のターク氏が取材していたらもっと面白い情報が得られただろうに・・・。