ランボー4のナイフ

http://www.visier.de/ 雑誌「Visier」公式サイト
 頑住吉さんのサイトのコラム・その他で知ったのだが、ドイツの銃雑誌Visierのサイトで映画「ランボー4」のナイフが紹介されている。
 今回のナイフはランボーが自作したという設定になっている。ランボーの状況や設定もあってか、プリミティブな鍛造ナイフのスタイルとなっている(しかし現物は鍛造で作られたナイフではない)。デザインは「ランボー3」のナイフもデザインしたギル・ヒブンだ。本人のサイトでは既に予約受付が始まっている。
http://hibbenknives.com/cart/product_info.php?products_id=38&osCsid=49925bc91fb5fd50476f77b94f6999bb
 価格は1,250ドル。このデザインと作りのナイフとしてはかなり高いが、それでも名の知れた映画に使われたナイフだから売れるだろう。レプリカモデルもそのうちどこかのファクトリーから販売されると思う。
 もともと、「ランボー4のナイフには何が良いか」というのはナイフマニアの議論の種の一つだった。いくつかのフォーラムでその種のスレッドがあったし、そこで挙げられたナイフも千差万別、まとめようがないほどだ。しかしこの手のナイフを予想した人間は少ない。大方の予想(希望)はカスタム/ファクトリーの洗練されたタクティカルナイフだった。フォーラムを見ていると予想を裏切ったナイフの登場とこの価格設定に困惑や批判も見られる。私の考えを言えば、このスタイルなら鍛造ナイフ専門のメーカーに依頼したほうが良かったと思う。
 このようなスタイルは、中国の刀に似ているのでダオ(dao ;刀)と呼ばれていることが多い。鍛造ナイフメーカーで類似のものを作っている人がいる。映画の出来にもよるが、今後ダオスタイルのナイフが増えるかもしれない。