今月はebayでアメリカの古いフォルダーを買ったせいで出費がきつい。クラシカルなナイフはもっと詳しく紹介しているところがいくらでもあるのでほとんどネタにしていないが、もっと揃ったら紹介するかも。
それはさておき、山下刃物店から松田菊男氏の新しい―といっても加工前の画像はかなり前に出ていたが―ナイフを手に入れたので紹介しよう。コールドスチールのデスペラードを基にしたデザインのカスタムナイフシリーズの一つ。ハンドルエンドにフィンガーリングを備えたモデルだ。
http://i106.photobucket.com/albums/m271/machida77/knife/kikuf_1.jpg
今回は派手にグリーン&ブラックのG-10がハンドルに使われている。
http://i106.photobucket.com/albums/m271/machida77/knife/kikuf_3.jpg
上:デスペラードカスタム(スケルトンハンドル) 中:ファルコン 下:デスペラードカスタム(カランビット)
今までのモデルと比べて今回のブレードは短くなっている。
ハンドル材はファルコンより薄くなっている。
ファルコンと比べてブレードの本にあるチョイルが深くなっており、原点回帰したかのようだ(以前にデザインされたからか?)。しかしそのせいで手が大きいと指の掛けどころにちょっと困る。これは、リングとその周辺の形状のせいもある。
フィンガーセレーションのピッチもスケルトンハンドルのものに近い幅広いものに戻った。こちらのほうが指へのあたりがきつくないので好みだ。
しかしこれ、全体の輪郭からして元々のデスペラードの原形を全く留めていないような…。