ドラマ「婚カツ!」の図書館の描写がひどい

 帰宅したら家族がフジテレビのドラマ「婚カツ!」を見ていた。
 ドラマの半ば頃、「蔵書冊数は4万冊で、これは都内でも10本の指に入る〜」といったセリフ(うろ覚え)が聞こえてきた。
 いやいや4万冊で都内10位ってありえないから。
 検索すれば分かるし、『日本の図書館』や『図書館年鑑』を見れば分かると思うが、都内で4万冊では10位内どころか100位内もかなり遠い。
 2006年の東京都内公立図書館 図書所蔵数ランキング:2011年版―東京図書館制覇!が参考になる。
 これは公共図書館の数字で、大学図書館等も加えると更に4万冊という蔵書数の順位は下がる。
 まあ、ドラマのセリフは公共図書館のみを想定したものだろうけど。
 それにしてもこの脚本家は物知らずな上に調べる能がない。