6/6、7に開催されたクザンブレードショーで入手した根本朋之氏のナイフ。
シースのベルトループを作り直してもらい、先週末に届いた。
そういえばあのショーの写真をいまだに整理していないが、余裕のない日々が続いているのでしばらく難しい。
写真だけならKnife by Akihiko Machida | Photobucketに上げてあるので、早く見たい人はこちらをどうぞ。
さて、このエントリーマスターはリング無しのカランビットだと思って間違いない。
カランビットのような鎌状ナイフは一部で人気があるが、軍用では必ずしもフィンガーリングが重要視されていない。
咄嗟の時にはリングに指を通すのが難しいし、携行の際に邪魔にもなる。
このためリング無しの鎌状のナイフもあれば、リングの一部をなくしてフックにしたナイフもある。
エントリーマスターもそうしたナイフの一例だが、同種のナイフでもこれほどカーブのきついナイフは珍しい。
強いカーブラインのためにカランビットに近い技法が使える反面、シースからの抜き差しにはクセがある。
この種のデザインにはまだ色々な可能性があるので、考えておきたいところだ。