AK47のマガジン交換テクニック

 AKシリーズのマガジン交換は、現代のアサルトライフルの中ではやりにくい方だ。
 そこで、迅速にマガジンチェンジを行うテクニックが存在する。
 そこそこ知られているが、私のところは銃器に詳しくない人も見ているので紹介する価値はあるだろう。

 このマガジン交換テクニックは、もともとはイスラエルの特殊部隊Shayetet 13が採用したものだ。
 Shayetet 13が通常使うライフルはM16やM4だが、潜入任務などのためAKについても訓練を積んでいる。
 もう一つよく知られているのはポーランドの特殊部隊GROMによるテクニック。

  皆さんもAKを使う機会があったら、どの方法が良いか試してみるといい。


(2009-8-5追記)
 分かりにくいので説明。
 最初のShayetet 13スタイルは、交換用のマガジンで装着済みのマガジンの後ろから押すのがポイント。
 AKのマガジンはマガジン挿入口前部に引っ掛けてから後ろに引っ掛けて挿入・固定する。
 そしてマガジン交換の際は、マガジン挿入口の後ろ(トリガーガードの前)にあるマガジンキャッチを指で操作してマガジンの固定を解除、マガジンをはずす。
 しかしShayetet 13スタイルでは交換用マガジンでマガジンキャッチを押すことで、指でマガジンキャッチを操作する手順を省き、その動作の流れのままマガジンを後ろから押している。
 このため後ろからマガジンを押すだけでマガジンがはずれている。
 

 二番目のGROMスタイルは、右手人差指でマガジンキャッチを操作している(だから見えない)。
 銃を傾けているのは、排莢口(エジェクションポート)を確認してジャムってないか見ている。
 GROMスタイルは、右手で操作するために大型化したマガジンキャッチがないとできない。