http://www.kizlyarextreme.ru/index.php?main_page=eznews&news_id=26
今回紹介するのは上の記事に出ているロシア製の脇差型の大型ナイフ“Sensei”だ。脇差型と言っても長さだけ見れば脇差よりだいぶ短い。
製造会社の説明によると、Senseiは、日本の脇差とキャンプナイフ、マチェットを組み合わせたナイフとして作られたという。ブレードはホロー・グラインドで、伝統的な日本の短刀や脇差のデザインそのままというわけではない。この種のナイフとしては珍しく直線的なアメリカナイズド・タントーではなく反りがある形状になっている。
Senseiという名前は日本語の「先生」に由来し、いわゆる教師としての先生ではなく用心棒としての先生(時代劇でヤクザものに雇われていて揉め事の時に呼ばれるような)ではないかと思う(私の推測なのではずれている可能性もある)。
このナイフは、2014年の新製品で既にロシアでは販売されている。しかしアメリカやオーストラリアなどKizlyar Extremeのナイフを販売しているディーラーではまだ取り扱いがない。SHOT Show 2014で展示されていたので、北米でも発売される予定はあると思う。
全長355mm、ブレード長220mm、刃厚4.6mm、重量328g(シース付452g)
ハンドル材はクラトンで、同社のタクティカルナイフでよく使われているデザインだ。
鋼材はAUS-8のモデルとD2のモデルがあり、ブレードの表面処理はサテン仕上げとブラック・チタン・コーティングの2種類がある。