アメリカの忍術指導者がデザインしたナイフ

The C.O.B.B. - Battle BladesBPC
私がこのナイフの存在を知ったのは2012年で、その時紹介したつもりになっていたが実際にははてなブックマーク以外に何も書いていなかった。
改めて紹介しておこう。
このC.O.B.B. (Combat Operator's Battle Blade)というナイフは戦闘用にデザインされたナイフで、デザインをしたのはHakim Islerというアメリカン忍術To-Shin Doのインストラクターだ(アメリカン忍術とはアメリカ人が創始した忍術流派の総称で、多くの場合戦後に日本人が伝えた忍術が元になっている。To-Shin Doは武神館系)。
Hakim Islerは兵士や一般向けに護身術や格闘技の指導を行っており、ディスカバリー・チャンネルの番組『Naked and Afraid』に出演したことでも知られている。
ナイフとして洗練されたデザインではないが、個性的なスタイルと言えるだろう。グリップエンドの側面が突き出ていてフックとして格闘に使えるようになっている。また、BESH wedgeと呼ばれるBrent Beshara(BESH Knives)が発明した先端形状を採用している。これは平行四辺形の断面形状で先端はクサビのようになっているもので、変則的なダガーである。
ナイフの製造はTactical Combat Toolsが行っている。価格は300ドル。