試験に出ない実戦英語フレーズ(4) “top of the edge”

前回から随分と間が空いてしまった。
今回はナイフ用語だ。しかも文脈によってどの部分を意味しているかが全く変わる。


まずファイティング・ナイフやコンバット・ナイフの商品説明で“top of the edge”という言葉が使われることがある。
例えばsharpened top of the edgeといった説明だ。
説明なしに読んで、これがどういう意味か分かる人はあまりいないのではないだろうか。
これはナイフの峰の側の刃を意味している。例えば下の画像のようなナイフの「上側の刃」のことだ。

ダガーのように完全に左右対称のブレードでは使われず、逆にこの上側の刃がかなり小さい場合でも使われる。また、切れる刃がつけられていない鈍角の形状の場合でも使われる。このためsharpenedやunsharpenedといった語がついてくることが多い。


もう一つの場合は、ナイフの切っ先のほうの刃だ。
これは研ぎについての説明でよく使われる言葉である。
これは「先端側の刃」とでも訳したほうがいい。この言葉が使われる際、柄側の刃を指す言葉として“end of the edge”という言葉が使われることがある。
これは「上側の刃」の用法の時には登場しない言葉なので、一つの判断材料になる。