救急救命士が使う護身用具The Palm


The Palm | Black |

2014年、ミズーリ州セントルイスファーガソン救急救命士が護身用具The Palmを採用したと報じられた。
マイケル・ブラウン射殺事件以降の騒乱でファーガソン救急救命士は暴徒に遭遇する可能性が考えられ、そして同地域では救急隊の隊長が5連発のリボルバーを装備するだけだったためだという。
The PalmはWANTYNU社の製品で、酸素ボンベ用レンチと栓抜き、ガラスブレーカーの機能を備えた二本指用のナックルダスターだ。
同社はもともと酸素ボンベ用レンチを兼ねた護身用品を複数製造販売しており、その中の一つである。
ナックル横の金属製の突起が緊急時に窓ガラスや自動車のウィンドウを割るガラスブレーカーになっている。
こうした二本指のナックルダスターは最近の護身用品の流行の一つと言っていい。
昔ながらの4本指を入れるナックルダスターと比べてコンパクトで、携行の邪魔にならない。