手前に引き込むナイフ格闘技術

昨日のナイフショーで話題にした話を書いておく。
一般にナイフ格闘においてナイフは攻撃者側に近い側から遠い側に向かうものだと思われている。
突きをイメージしてもらうと特にその傾向が強い。
だが実際には様々な方向の攻撃があり、中には手前に向けて引き込むように攻撃する技術もある。
その場合、ナイフのエッジや切先が自分のほうを向くように持つことが多い。
当然、かなり近い距離での戦闘で使う技術で遠い相手には使えない。
手前に引き込む技術はナイフを逆手持ちする状況でよく使われており、それに対応したデザインのナイフも存在する。
そういった技術を前提にしたナイフとそれを使うデモンストレーション動画を紹介する。

  • 刃が逆にカーブしたカランビットのようなナイフSNAGを使う技術

  • ステマの経験を基にデザインされたTOPS KnivesのBackBiteを使う技術

  • ShivworksのClinch Pickを使う技術。刃が自分のほうを向くように持つナイフ(ピカルと呼ばれる)