みんみんぜみさんのツィートから。
足を切られたらはって近づき、右腕を切られたら左腕で、左手も切られたら噛みついてでも倒せ、というような武士の教えを読んだ記憶があるけど、なんだったかな。
— みんみんぜみ (@inuchochin) 2017年4月17日
槍と立ち会って突かれてしまったけどそのまま槍を手繰って切りつけて相打ちになった武士の逸話とかもあった記憶もある。
この話の出典としては山本常朝『葉隠』に遡る。
大木前兵部(大木統清)の言葉として書かれたもので、該当部分を引用する。
若き衆は随分心掛け勇気を御嗜み候へ。勇気は心さへ附くれば成る事にて候。刀を打折れば手にて仕合ひ、手を打落さるれば肩節にてほぐり倒し、肩切り離さるれば口にて首の十や十五は喰い切り申すべく候。
(『葉隠』聞書第七より)
これ読むと夢枕獏の『神々の山嶺』を思い出す。あっちのほうが極端だけど。
槍の話は私も読んだ記憶があるが出典は記憶していない。