手足を失っても戦うという話の出典

みんみんぜみさんのツィートから。


この話の出典としては山本常朝『葉隠』に遡る。
大木前兵部(大木統清)の言葉として書かれたもので、該当部分を引用する。

若き衆は随分心掛け勇気を御嗜み候へ。勇気は心さへ附くれば成る事にて候。刀を打折れば手にて仕合ひ、手を打落さるれば肩節にてほぐり倒し、肩切り離さるれば口にて首の十や十五は喰い切り申すべく候。
(『葉隠』聞書第七より)

これ読むと夢枕獏の『神々の山嶺』を思い出す。あっちのほうが極端だけど。
槍の話は私も読んだ記憶があるが出典は記憶していない。