先日システマのシャベルを扱う動画が公開された。
色々なシャベルとナイフが登場するので、紹介しておく。
MPL-50(МПЛ-50)
冒頭に登場するほか、ほとんどの時間に出てくるソ連/ロシア軍用シャベル。
システマでシャベルと言えばまずこれ。
アメリカのCold Steel社によるMPL-50コピーのSpecial Force Shovelが使われていることも多い。
SARO KROT(САРО Крот)
https://kusnica.ru/proizvoditeli-nozhey/nozhi-saro/skladnaya-lopata-krot-nd/
0:06から登場しているのはロシアのナイフファクトリーSARO社の折りたたみシャベルKROTだ。
バタフライナイフのようにハンドルが左右に分かれて刃をカバーするようになる。
以前、このシャベルのアメリカ販売モデルを手に入れて紹介した。
ロシアのバタフライ式シャベル - 火薬と鋼
スペツナズ・マチェット
0:13から登場しているのは「スペツナズ・マチェット」の名前で知られる大型ナイフだ。
正式にはUVSR Tajga (УВСР Тайга)と言い、スペツナズやパイロットのサバイバル・マチェットとしてソ連時代に使われた。
SARO Expeditionary(САРО ЭКСПЕДИЦИОННЫЙ)
0:16から登場しているのはSARO社のサバイバルマチェット。
前掲のスペツナズ・マチェットと同じ系統のデザインだが、こちらは2000年代に生まれた製品なのでより洗練された形状となっている。