最近のシステマが登場する漫画・小説事情

最近紹介していないが、ロシア武術システマが登場するフィクション(特に漫画と小説)は年々増え続けている。
最近の調査動向についてちょっと書いておく。

ネット小説のシステマ

先月、システマの登場を確認できたネット小説が302タイトルに達した。
ちょっとしか言及がない程度のものも含むが、かなりのペースで増えていると言っていいだろう。
ステマが登場する他の作品を参考に書く後進もいるのでネット小説そのものが下火にならない限り今後も増えるはず。

ライトノベルのシステマ

ネット小説の書籍化作品も含むが、ライトノベルはシステマが登場する作品が複数ある。
有名なところでは成田良悟デュラララ!!』、深見真ヤングガン・カルナバル』などがある。
ステマが登場するライトノベルから漫画化された作品も複数ある。登場作品までは把握済み。
問題は、ほとんど設定だけのもの、あるいはシステマが出たのがどの辺か確認するのが厄介な作品など、実際の登場場面について調べにくくなかなか手を出せていない。

小説のシステマ

渡辺裕之『傭兵代理店』シリーズ、月村了衛『影の中の影』『機龍警察 暗黒市場』、矢月秀『もぐら』シリーズなど、アクションの比率が高い小説の登場例が多い。読んでつけた記録のデータを間違って消してしまったので、読み直して記録しなおす予定。


なお、全体にシステマ登場作品が増えたとは言っても、マイナーの中のメジャー武術とでも言うべき八極拳には及ばない。
それと登場作品とは言ってもシステマの描写、説明はそれほど多くはない。