ここで言及されている窪みとグリップチェンジはこういうのです。
— 町田@火薬と鋼 (@machida_77) July 11, 2020
回し方は色々あって、窪みが複数縦に並んでるナイフはそれぞれ使い道があります。 https://t.co/Gsi3Yf5oEP pic.twitter.com/S5CDlTmcud
Twitterにあげた動画について書いておく。
ナイフファイティング用のナイフには、ハンドル側面に窪みや穴があけられているものがある。
ナイフを順手・逆手に持ち替える技術は様々な格闘スタイルで使われている。
(ナイフを落とすリスクからやらない人もいる)
その中でもポピュラーなのは指でハンドル側面を押さえて回す方法と、指の間にハンドルを挟んで回す方法の2つだ。
これらの持ち替え技術が登場する動画を2つ紹介する。
サンボやROSSで知られるScott Sonnonによるナイフ基礎練習。
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IFKのVictor Fominによるナイフ持ち替え練習の紹介。
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ナイフハンドル側面の窪みは、このうちハンドル側面を指で押さえて回す技術にためにある。
しかし、ファイティングではないナイフでハンドルに窪みがあるナイフもある。
ブッシュクラフトナイフ、サバイバルナイフには火おこし用の窪みがついている製品がある。
この窪みは弓錐式の火おこしで棒を当てるために使う。
下の動画は実際に窪みを利用して火を起こしているところ。
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こうしたナイフがあるため、側面に窪みがあるナイフ=ナイフファイティング用の持ち替えを想定したデザインとは限らない。
なお、火おこしの場合、摩擦が強いので窪みを金属で補強しているナイフもある。
White River KnivesのFirecraftはその一例だ。