本業の大学図書館について10月の動向を書いておく。
後期授業が始まり、対面授業も一部再開している。このため入館者も増えているが例年ほどではない。
過去:
ある大学図書館とCOVID-19対応(3~4月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(5月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(6月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(7月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(8月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年9月) - 火薬と鋼
後期ガイダンス
- 対面授業再開に合わせ、Zoomで図書館ガイダンスを実施した。ただし希望があった学部だけ。
- データベースガイダンスや図書館蔵書検索ガイダンスも希望があったところだけ。
- キャンパスごとの施設と運用の違いが大きいのでガイダンス内容はキャンパスで分ける必要があり、遠隔でも全体で統一的なガイダンスができない。そして学部ごとにスケジュールが多様でガイダンスの考え方も色々あるため以上のような状況になっている。
- 実は11月に図書館システムの入れ替えが予定されており、今教えても役に立たない話がある。ガイダンスを実施したところではその辺踏まえて説明したが、11月にまたリモートガイダンスやスライド配布を行う予定。
文部科学省学術情報基盤実態調査
- 例年やっている調査だが今年は回答期間中に回答システム変更があり、しかも項目の誤りがあるという混乱があった。
- 昨年度実績を回答する今年の調査はともかく、来年は今年の状況から回答が大幅に変わる。既存の回答項目では回答しにくい変化(特に開館時間)もあるので来年度の調査項目の変更希望をコメントにつけた。
雑誌購読の更新
- 図書館で購読している雑誌の見直しの時期である。
- 学部ごと意見集約の速度に差がありすぎる。新設学部ほどまとまりがない。
- 電子ジャーナルにすれば在宅で利用できると思っている先生がいたが、必ずしもそういうわけではない
- 遠隔利用が存在しない電子ジャーナルもあるのでその点説明した。