感染者の増加が問題視され、ようやくというべきか緊急事態宣言が再発令された。
それに対応して大学図書館業務も変更があったが、昨年の時とは色々と異なっている。
過去:
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年3~4月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年5月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年6月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年7月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年8月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年9月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年10月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年11月) - 火薬と鋼
ある大学図書館とCOVID-19対応(2020年12月) - 火薬と鋼
緊急事態宣言まで
- 年明け直後は、学生の利用は少ない。
- 緊急事態宣言になる可能性が高いため事前に準備を行う。
- 昨年図書館で準備した3つのレベルがあるが、今回レベル1になると予想した。
レベル1. 開館を継続するが開館時間や設備利用に制限を加える
レベル2. 閉館するが職員勤務は継続する
レベル3. 閉館した上で職員も出勤しない
- 制限が厳しい館と緩い館があり、昨年の実績を踏まえて対応した予定を組む。
緊急事態宣言の再発令
- 1月7日、緊急事態宣言が再発令された。
- 緊急事態宣言に合わせて出された文科省の通知からは対面授業をなるべく残せというニュアンスが伺える。
- その結果、うちの大学では学生一人週2~3回の対面授業を行うということになった。
- この点が昨年の緊急事態宣言との大きな違いで、図書館も入館者が来ることを前提とすることになる。
- 郵送貸出の実施を改めて告知するが基本的に従来のサービスを継続する。
- 開館時間については9~17時の館と他の変則的な時間設定の館がある。
- 特に大学の指示はないが図書館への書店等の業者の出入りは減らすようにした。
色々な準備
- 年度ではなく年で切り換わる契約があるため、この時期色々と仕事が増える。
- 購読している雑誌が二重に届いたり契約していない電子ジャーナルの請求書が届いたりと混乱が多い。
- 春休みの告知もあるのだが、緊急事態宣言が延長される可能性が高いので、例年のような告知はできない。
- このため春休みの予定として長期貸出の日程と開館カレンダー変更の可能性だけ告知した。