ある大学図書館とCOVID-19対応(2021年2月)

定期試験が行われ、国家試験も近い。
しかし緊急事態宣言のため学生はほとんど来ない。

試験と図書館

  • 定期試験の時期に大学図書館は資料利用や情報提供、学習スペースの提供で入館者が増えるのが普通だが、今年は一足早く春休みが来たかのように人が少ない。
  • 図書館としては郵送貸出や電子資料の紹介など遠隔でできるフォローを行うしかない。
  • 例年なら国家試験前に国家試験対策図書の貸出がどっと増えるのだが、それもないので遠隔でも使える電子書籍の国家試験対策図書を例年より増やした。
  • しかし国家試験対策の電子書籍のアクセス数は、例年の国家試験対策図書の貸出数には及ばない。
    • 自分で対策図書を買う学生も増えているかもしれないが、とにかく電子書籍利用は思ったようには増えていない。

工事・蔵書点検

  • 人が来ないので図書館の照明のLED化工事を行った。
    • 光が拡散しにくいので今までより影ができやすいので今後追加工事を行うか検討する。
  • 図書館によっては蔵書点検を実施した。
  • コロナほとんど関係ない話。

次年度の準備

  • 昨年4月を踏まえて対面ガイダンスを極力減らす方向で準備を進めている。