永青文庫「戦国最強の家老 ―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―」

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今日は永青文庫の春季展「戦国最強の家老 ―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―」に行ってきた。
細川家細川家筆頭家老・松井家に関する企画展だ。
宮本武蔵との関わり、主君である細川家での事績を示す文書、家康や秀吉といった有力者との関わり、茶人としての記録や物品といったものが展示されている。
最強かどうかはさておき、当時政治的・文化的にかなりの有力者であったことが伺える。
松井家の松井興長(長岡佐渡守)は宮本武蔵との交流があったために吉川英治宮本武蔵』等の小説や映像作品での登場も多い人物であり、このため宮本武蔵関係の展示は多く、八代市の松井文庫所蔵の宮本武蔵が作って献上したとされる木刀も展示されていた(巌流島で使った木刀の再現とされる長大な木刀)。
また松井康之は利休とのかかわりが深いため利休の手紙や茶器といったものもあった(中には松井家のものではない永青文庫所蔵の茶器も)。