今日は所用あって出かけたついでにあちこち回った。
雨が降って涼しくなるはずがほとんど降らず、かなり暑い中を歩くことになってしまった。
日比谷図書文化館
日比谷公園の日比谷音楽祭のにぎやかさをよそに特別展「鹿島茂コレクション2『稀書探訪』の旅」へ。
フランスの古書収集家として知られる鹿島茂氏のコレクションを展示する企画展であり、ところどころに入手の経緯や収集家心理が解説についている点は異色だ。
この解説はANA機内誌「翼の王国」の連載記事「稀書探訪」が元になっている。
建築、ファッション、児童書、風刺など挿絵がある本、雑誌が展示され見どころが多い。
ミュージカルの「レ・ミゼラブル」のポスターに使われているコゼットの絵のオリジナルが掲載されている本もあった。
また木口木版について全く知らなかったがああいう精密な挿絵版画の時代があったとは知らなかった。
展示の中で私が気になったのは43番の馬車のカタログ。
高島屋史料館TOKYO
企画展「まれびとと祝祭 ―祈りの神秘、芸術の力―」へ。
来訪神や祭事の写真や記録、祭器、そして関連する岡本太郎の作品などを展示した企画展だ。
映像資料もあって、現在は行われていない行事の貴重な映像を見ることができた。