熱田神宮・徳川美術館・名古屋城

今日は名古屋を巡っていた。

熱田神宮


まずいずれ行ってみたいと思っていた熱田神宮に。流石に広い。

熱田神宮の名物?の鶏。カラスより二回り以上大きい。

大楠。

熱田神宮そのものより刀剣専用展示施設「剣の宝庫 草薙館」が目当てだ。
熱田神宮三種の神器の1つである草薙剣を祀る神社であり、刀剣の奉納品も多い。
「剣の宝庫 草薙館」は草薙剣の伝承の紹介と刀剣の展示を行っている。
国宝含め様々な目玉があるが、目を引くのは姉川の合戦で真柄十郎左衛門直隆・ 直基父子が振るったとされる太郎太刀・次郎太刀(真柄大太刀)である。
太郎太刀は刃長221.5cm 全長303cm 拵え総長340cm 刀身約6kg(拵え含む 約10kg)、次郎太刀は刃長166.7cm 全長244.6cm 拵え総長 267cm 刀身約5kg(拵え含む 約8kg)という長大な太刀で、実物を見ると柄の太さがすごい。
そのほか現在は企画展「美濃と尾張名工」ということで美濃・尾張の刀が展示されていた。
草薙館では刀の重さを体験するコーナーだけ撮影できる。




脇差・刀は実物を、太郎太刀・次郎太刀は再現したものを持てる。
しかし持ち方に制限があるので、普通の刀でも重く感じる。
太郎太刀・次郎太刀の再現のほうはそもそも全体の大きさが尋常ではないので、腕力がない人は持ち上げられないのではないだろうか。

徳川美術館


今日のもう一つの目当ては徳川美術館だ。
コレクション展示の注目は柳生利延(厳延?)が所持していたという秦光代の脇差
また、徳川家康の形見として徳川義直に贈られた皆焼の村正の刀もあった。
この刀の存在により、村正が徳川家に祟る妖刀だという伝承は後に作られたものだとされる。
他にも長篠合戦図、長久手合戦図屏風、茶器など見るべきものが多い。

特別展「お宝のうら!なか!そこ!」(公式サイト


特別展「お宝のうら!なか!そこ!」は書画・工芸品の普段は見えない箇所の工夫や特徴を紹介するもので、博物館によく行く人でも見ない部分を詳しく展示する面白い内容だ。
例えば螺鈿の貝の裏側に着色して表からの見た目を良くしているとか、武士の陣笠の裏面が表面より豪華で凝った作りになっていたり、紙の使い回しのために中国の医学書鍼灸書)「銅人腧穴鍼灸図経」に中国の明の役人の人事評定があるといった様々な例がある。
また様々な武具の収納方法についての展示も良かった。刀剣、鎧、鍔、矢といったものの専用の収納箱、そして長く曲がった旗指物を損じないように作られた巨大な曲げ物など、ここでしか見られないものが多い。

企画展「祭りの世界―風流と仮装―」(公式サイト

企画展「祭りの世界―風流と仮装―」は祭礼図を中心に江戸時代の祭りの山車や仮装を図や史料で紹介する展示だ。
こちらは情報量が多い。子供の仮装が結構あるのはこの展示で初めて知った。

徳川園

尾張徳川家の庭園である徳川園も行ってきた。
気温36度と暑い日だったが、木陰と流水が多いのであまり暑さを感じなかった。
広大な敷地に茶室や水琴窟、鹿威しもあってじっくり見て回るとかなりかかる。


龍仙湖と観仙楼。地下水を水源とする池泉回遊式庭園の中心。

大曽根の滝。落差約6m三段の滝。

織田有楽斎有楽流の好みに合わせた茶室・瑞龍亭。

虎仙橋。

龍門の滝

名古屋城

名古屋の旅の最後は名古屋城

目当ては城そのものではなく西の丸御蔵城宝館の企画展・名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」だ。

名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」(公式サイト


火縄銃だけではなく、弾丸を造る道具や周辺道具含めて展示しており、また珍品として国友一貫斎が作った空気銃・気砲まであった。


国友一貫斎の気砲。下に見えるのは気砲の使い方を解説した『気砲記』