国会図書館・東京藝術大学大学美術館・国立科学博物館

今日は休みを利用して久しぶりにあちこち回った。

国会図書館(東京館)

国会図書館に直接行くのは数年ぶりである。
ここでしか手に入らないいくつかの文献の確認・複写が目的だ。
複数の雑誌記事をあらかじめ狙っていたが、ヤングアニマル連載の米本乾二の『NIGIRI!!』という寿司漫画の複写を一番目当てとしていた。
この漫画で一番インパクトがあったのは画像の寿司でサッカーと対決する回で、当時読んだ時は非常に衝撃を受けた。

兄弟子と対決する(ヤングアニマル1995年13号)、寿司仙人と対決する(同年14号)、サッカーと対決する(同年16号)、大富豪に寿司を食わせる(同年17号)、寿司白洲で気鋭の後輩と対決する最終話(同年18号)と駆け抜けるように終わり、コミックは出なかったため当時の雑誌を確認するしか読む手立てはない。
今回複写して読み返して当時の記憶が蘇った。
この他、月刊武道の記事などいくつかの記事をコピーしてきた。

東京藝術大学大学美術館・特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」

museum.geidai.ac.jp
tsumugu.yomiuri.co.jp
霞が関駅から根津駅に移動して東京藝術大学大学美術館へ。
宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品と東京藝術大学の所蔵品から日本美術の特徴的な作品を展示する特別展「日本美術をひも解く」を見てきた。
平日だというのにひどく混雑していて、これでは土日祝日など大変だろう。
見ものは多数だが《春日権現験記絵》と《蒙古襲来絵詞》、《動植綵絵》が目当てだ。
なかなか見る機会のないもので、これらだけでも行って良かったと思える。

国立科学博物館「化石ハンター展~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

kaseki.exhn.jp
www.youtube.com
ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念の特別展 化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~ 」は夏休みシーズンを過ぎていたせいかあまり混雑しておらず、ゆったりとみることができた。
単に恐竜や哺乳類の化石を展示解説するだけでなく発掘史や生物史についての展示と解説が豊富で、研究動向や発掘技術、地質についても知ることができる面白い展示だ。

国立科学博物館「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」

www.kahaku.go.jp
www.youtube.com
動物標本コレクションを中心に哺乳類の剥製と生態を今までにないかたちで展示していた。
これは上の動画を見てもらったほうがいいだろう。
木製の展示台・展示ケースは複数の引き出しがあり、様々なテーマに合わせた標本や解説が内部に収められている。
この引き出しで見られる展示と情報が面白く、この企画展はかなり人がいた。好評のため展示期間を伸ばしたというの納得の内容だ。
哺乳類の生態に興味がある人にはお勧めできる。