文京ふるさと歴史館「小石川植物園異聞-白山御殿跡いま・むかし-」

公式サイト:https://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/r04_1029.html


今日はシステマの練習後に文京ふるさと歴史館の特別展「小石川植物園異聞-白山御殿跡いま・むかし-」に行ってきた。
大岡越前』視聴者は小石川養生所に格別の思い入れがあるので(決めつけ)、こういう展示は気になるのだ。
展示内容は小石川植物園について、植物園になるよりずっと前の歴史から現代までを辿るものだ。
縄文時代の遺跡、出土品に始まり、中世の遺構、江戸時代の松平徳松(後の将軍綱吉)の白山御殿やその後の御薬園・施薬院そして小石川養生所、明治以降から東京大学大学院理学系研究科附属植物園に至る各時代の地図、出土品、絵画、写真、関連資料を展示している。
近代以降は植物学研究史で多くの研究者が紹介され、文学の題材として作家の作品も抜粋展示されていた。
通してみると中世の情報が極端に少ないが(これは同館の常設展示もその傾向が強い)、小石川植物園の地の歴史展示としてよく整理されていた。