東洋文庫ミュージアム「知の大冒険 東洋文庫 名品の煌めき」、北区飛鳥山博物館「台所の考古学 食にまつわる道具の歴史」

東洋文庫ミュージアムの「知の大冒険—東洋文庫 名品の煌めき—」に行ってきた。
東洋文庫ミュージアムはこの展覧会後、工事に入って2025年秋まで休館となる。
招待券もあるので休館前に行くことにした。
企画展の内容は東洋文庫、モリソン文庫の歴史と代表的なコレクションの展示だ。


モリソン文庫のコーナーでは1872~1874年頃に刊行された『世界周航画集』を展示していた。
プロイセン国王の支援を受けた風景画家エデュアルド・ヒルデブランドの世界周遊の水彩画を石版画にした画集だ。

「武備志」より鄭和の航海図

1928年刊の『サームコック』(タイ語三国志演義
過去の展覧会で見た展示品も多いが、初見のものも多い。
タッチパネルで昔の地図の拡大と解説を見ることができる展示が良かった。

駒込から足を伸ばして北区飛鳥山博物館の企画展「台所(キッチン)の考古学-食にまつわる道具の歴史-」へ。
昭和の台所の展示に始まり、旧石器、縄文、弥生、古墳の各時代の調理器具と台所の歴史を展示している。




大雑把にしか把握していなかった各時代の調理技術について詳しく知る事ができた。

弥生時代の切る道具は分からないため、展示にはケースしかない。