https://www.fbo.gov/index?s=opportunity&mode=form&id=8d443a1c66be88df1e9f29112e711e8a&tab=core&_cview=0&cck=1&au=&ck=
これもだいぶ前のニュースだが書き忘れていた。
しかし日本語のサイトやブログでは間違った情報を載せているところもあるので、紹介する価値はあるだろう。
2009年1月15日、US SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)は、特殊部隊向けの新しい狙撃銃の仕様を公開した。
この新しい狙撃銃は、M24やM40といったレミントンM700をベースとしたボルトアクションライフルの後継であり、以前書いた米陸軍、スナイパーライフルのM24をマグナムライフル化 - 火薬と鋼は、このPSR採用までの繋ぎとも考えられる。
PSRの仕様は以下のようになっている。
・Small Arms Ammunition Manufacturing Institute (SAAMI) やCommercial European standard (CIP)の規格に適合した弾を使うこと。
・手動でもガス・オペレーションでも左右両方の手に対応したバージョンで操作できること。
・通常の射撃姿勢から撃った300〜1500mの距離での精度が1.0MOA(300m内ではそれ以上)であること。
・動作不良発生平均間隔弾数 MRBF (Mean Rounds Between Failure)は1,000発。
・折り畳み、あるいはツール無しで取り外せるストックを備えていること。
・サプレッサー付きで52インチ以下、単体で全長40インチ以下
・12時方向のMil-STD M1913レールと5発装填済みのマガジン付きで重量が18ポンド未満になること。
・2分以内で主要な構成を分解できること。
・2分以内で主要な構成の分解から組み立てられること。
・バレル交換が20分以内で行えること。
口径の指定がないType-1、7.62mm NATO弾を使うType-2、300 WIN Magを使うType-3、338 Lapua Magまたは338 Norma Magを使うType-4、そしてこれら4タイプにアクセサリーや低音速弾といった変更を行うType-5-nが指定されている。
当然、スコープやサプレッサー等のオプションも指定されている。
仕様の詳細は、https://www.fbo.gov/download/b60/b60838d9294a6f492c9e632e5ba8c471/PSR_Draft_Perf_Spec_090129.pdfを参照してほしい。