イベント

山種美術館「日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―」

東京都立図書館に行く用事があったので山種美術館にも行ってきた。 「日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―」だ。日本、そして海外の各地を描いた日本画と現地の写真、画家の文章を合わせて展示している。 また実際の現地に行った人(館長…

三井記念美術館「円山応挙―革新者から巨匠へ」

三井記念美術館「円山応挙―革新者から巨匠へ」に行ってきた。 平日なのに混雑しているが多分小さい作品がかなりあって滞留するからだと思う。今回の展覧会では応挙の多彩な作品を扱い、パトロンだった三井家ならではの出品も多い。 蘇州版画の影響が強い遠近…

埼玉県立文書館「北武蔵の剣術」

令和7年度企画展「北武蔵の剣術」 - 埼玉県立文書館(もんじょかん) 埼玉県立文書館の企画展「北武蔵の剣術」を観てきた。 幕末〜明治の北武蔵の剣術、特に甲源一刀流、神道無念流、天然理心流、撃剣興行、高野佐三郎、武徳殿に関する文書、絵図、写真等を…

東京国立博物館「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」

今日は上野の東京国立博物館の特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」に行ってきた。 まだまだ暑く、東博の門で行っている日傘の貸し出しは続いているし、かき氷のキッチンカーは出ているし、コレクション展も応挙の秋冬山水図屏風など秋らしい展示もあるが…

SOMPO美術館「モーリス・ユトリロ展」

【モーリス・ユトリロ展】 | SOMPO美術館 新宿のSOMPO美術館「モーリス・ユトリロ展」へ。 ユトリロの初期作品から晩年の作品まで幅広い年代の作品と書簡からユトリロの画業と人生を追う展覧会。 同じ対象を何作も描いた《ラバン・アジル》を並べて比較でき…

府中市美術館「フジタからはじまる猫の絵画史  藤田嗣治と洋画家たちの猫」

府中市美術館「フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫」へ。 日本の洋画の猫について藤田嗣治をはじまり・中心としてその美術史上の位置付けと猫を描いた芸術家たちのアプローチを辿る展覧会。 猫の絵の歴史を追ってマネやボナール、スタン…

上野の森美術館「正倉院 THE SHOW」

https://shosoin-the-show.jp/ 上野の森美術館「正倉院 THE SHOW」に行ってきた。 昼近くに行ったらすごい行列で大変そうだと思ったらミュージアムショップの列だった。 どうも展覧会開始初日のせいか開館時間が混雑してその人達が見終わる時間だからショッ…

高島屋史料館TOKYO「闇市と都市―Black Markets and the Reimagining of Tokyo―」

企画展|高島屋史料館TOKYO(東京) 敬老の日の贈り物を買いに日本橋に行ったついでに高島屋史料館TOKYO「闇市と都市―Black Markets and the Reimagining of Tokyo」へ。 戦後東京の闇市の写真と地図、文書、図面、関連書などを展示する企画展。 展示品は特…

2025年に行きたい展覧会・9月以降

9月以降に行きたい展覧会情報をまとめた。 まとめきれていないので後で追加予定。 あとMOMATの「記録をひらく 記憶をつむぐ」後期展示(9/9~10/26)は余裕があれば行くかも。 展覧会 会場 開催期間 備考 『白樺』日本における西洋美術の導入と広がり 茅ヶ崎…

東京都瑞穂町郷土資料館けやき館「瑞穂武具百様-甲冑と刀剣-」

特別展「瑞穂武具百様-甲冑と刀剣-」 - 瑞穂町郷土資料館 けやき館 - 瑞穂の歴史を知る興味深い資料の数々 東京都瑞穂町郷土資料館けやき館の特別展「瑞穂武具百様-甲冑と刀剣-」に行ってきた。 瑞穂町所蔵のものよりも個人蔵の武具を中心とした展覧会だ…

大田区立龍子記念館「時局と画家 川端龍子の1930~40年代」

映画を観た後に大田区立龍子記念館の「時局と画家 川端龍子の1930~40年代」へ。 ギャラリートークがあるので行ってきた。 この時代の川端龍子は日本画の巨匠として従軍画家をやり、戦争画や陸軍省の絵葉書のデザインを行うなど戦争協力をしていた。しかしず…

東京都現代美術館「9つのプロフィール 1935→2025」

9つのプロフィール 1935→2025 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO 東京都現代美術館のコレクション展である「9つのプロフィール 1935→2025」に行ってきた。 開館30周年記念展で90年間の日本の社会と美術を絡めて展示している…

新宿歴史博物館「しんじゅくれきしどうぶつえん!」

新宿歴史博物館「しんじゅくれきしどうぶつえん!」へ。 同館所蔵の動物にまつわる所蔵品から新宿の歴史と人と動物の関わりを解説する企画展。 実在する動物の痕跡や記録、信仰や伝承、工芸、絵画の題材としての動物など様々なパターンがある。 人魚のミイラ…

根津美術館「唐絵-中国絵画と日本中世の水墨画―」

展覧会 / 開催中|根津美術館 日本に渡ってきた宋元画、唐絵と影響を受けた周文らの作品を展示。 唐絵の広がりに関わる足利将軍家や大内氏、関東北条氏など有力者にも触れており、あまり他の展覧会で見る機会がない祥啓と関東への水墨画の影響の展示がある点…

昭和館「社会を映す、動かす―ポスターにあらわれる国策宣伝の姿―」

戦後80年特別企画展社会を映す、動かす―ポスターにあらわれる国策宣伝の姿― - 昭和館 今日は昭和館の「社会を映す、動かす―ポスターにあらわれる国策宣伝の姿―」へ行ってきた。 テーマが重なる国立近代美術館MOMATと合わせて先週行こうと思っていたが、MOM…

文化学園服飾博物館「戦後80年企画 衣服が語る戦争」

文化学園服飾博物館「戦後80年企画 衣服が語る戦争」へ。 戦争柄の男児着物と七五三、軍服のデザインを取り入れた各国のファッション、戦時中の物資不足の際の衣類、被服協會が収集したアジアの民族衣装、戦後の復興と衣類など様々な例があって面白い。 欧米…

国立近代美術館「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」

コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ - 東京国立近代美術館 1930〜1970年代の戦争に関するメディアと記憶としての絵画、ポスター、出版物等を展示している。 国立近代美術館は普段もコレクション展示として戦争絵画を数多く展示している…

東京オペラシティアートギャラリー「難波田龍起」

東京オペラシティアートギャラリーの難波田龍起の一大回顧展に行ってきた。 難波田龍起に思い入れがあったわけではないが佐倉のDIC川村記念美術館の最後の展覧会での難波田作品は印象に残ったのでこちらも行ってきた。 川村記念美術館で他の抽象絵画と並んで…

千葉県立美術館「没後50年 髙島野十郎展」

https://takashimayajuro50.jp/ 千葉県立美術館「没後50年 髙島野十郎展」に行ってきた。 髙島野十郎は東大農学部水産学科を首席で卒業、独学で画家となったが画壇と関わりを持たず、没後に展覧会で取り上げられて有名になった。 今回の展覧会は、高島野十郎…

駒澤大学禅文化歴史博物館「大正モダン 復興の図書館」

駒澤大学禅文化歴史博物館「大正モダン 復興の図書館」に行ってきた。 禅文化歴史博物館の建物は、関東大震災後に建てられた駒澤大学旧図書館であり、国の登録有形文化財に登録された記念として今回の企画展が開催されている。 関東大震災後の図書館建築と資…

国立科学博物館「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」

上野の国立博物館の「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」へ。 氷河期の大型哺乳類と人類が目玉だが研究を反映してネアンデルタール人やクロマニョン人の道具や文化についての展示もあり、現世人類と旧人類の関係、また日本の氷河期の動物と人類と文化に…

SOMPO美術館「大正イマジュリィの世界」

【大正イマジュリィの世界】 | SOMPO美術館 SOMPO美術館「大正イマジュリィの世界」へ。 大正時代の装丁や口絵、グラフィックデザインの展覧会。アールデコ調中心だが他の動向も含む幅広い内容。 以前、渋谷区立松涛美術館で開催されて各地へ巡回、久しぶり…

國學院大學博物館「アイヌモシㇼ―アイヌの世界と多様な文化―」

國學院大學博物館の特別展「アイヌモシㇼ―アイヌの世界と多様な文化―」へ。 國學院大學の金田一京助の記念文庫所蔵品や国立アイヌ民族博物館所蔵品を中心に近世から現代までのアイヌ文化関連資料と工芸品を展示している。 松浦武四郎の資料が多く、近代の搾…

渋谷区立松濤美術館「黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」

黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―|渋谷区立松濤美術館 今日は渋谷区立松濤美術館「黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」へ。 渋谷駅前の初代のハチ公像を作った安藤照と彼の同人・塊人社…

静岡市立美術館「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」

「パウル・クレー展」|静岡市美術館 パウル・クレーの絵画とクレーと交流・影響のある芸術家の作品を並べた展覧会。 解説も創作の背景や影響関係を踏まえた内容が中心となっている。 規模は大きくないがクレーの作品を多数観る機会はたまにしかないので(前…

太田記念美術館「鰭崎英朋」

鰭崎英朋 | 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art 太田記念美術館「鰭埼英朋」展へ。 現在あまり知られていない明治後期~昭和初期の浮世絵師・鰭崎英朋の展覧会だ。 鰭崎英朋は歌川派の流れを汲む絵師だが、雑誌や本の口絵・挿絵の仕事が多く、また展…

泉屋博古館東京「死と再生の物語―中国古代の神話とデザイン」

https://sen-oku.or.jp/program/t_20250607_mythanddesign/ 泉屋博古館東京「死と再生の物語―中国古代の神話とデザイン」に行ってきた。 饕餮、鴟鴞、龍、鳳凰、扶桑樹、四神、西王母といった古代中国の神話・伝説を元にしたデザインの青銅器、銅鏡と関連す…

世田谷文学館「士郎正宗の世界展」「海野十三と日本SF」

https://www.setabun.or.jp/exhibition/20250412-20250817_shirowmasamune.html 世田谷文学館|世田谷文学館 開館30周年記念 コレクション展 海野十三と日本SF 世田谷文学館「士郎正宗の世界展」「海野十三と日本SF」へ。

2025年に行きたい展覧会・夏以降

夏以降(6月以降)に行きたい展覧会情報を整理した。既に行った展覧会は外してある。 今年は既に23の展覧会に行っており、昨年は同時期22だったのでほぼ同じペースだ。 移動に時間がかかる場所へは行けるかどうか分からない。 展覧会 会場 開催期間 備考 館…

府中市美術館「橋口五葉のデザイン世界」

橋口五葉のデザイン世界 東京都府中市ホームページ 府中市美術館「橋口五葉のデザイン世界」へ。 府中市美術館に来るのは久しぶりだ。 この展覧会にはもともと行く予定ではなかったのだが町田市立国際版画美術館「日本の版画1200年―受けとめ、交わり、生まれ…