以前、カスタムナイフメーカーの浜田智成さんに依頼していたナイフが完成、先日我が家に届いた。
某誌の撮影のため、手元に来て間もないのにまた発送しなければならない。
これはアメリカのポケットナイフで有名なカッタローガス社のユーコンというモデルを再現してもらったものだ。
カッタローガス社はとうに潰れているが、いくつかのナイフはケース社に引き継がれている。
このユーコンも復刻モデルがあるがオリジナル程の味はない。
私はカッタローガス社のナイフが好きで、いくつか古いナイフを持っているし、何人かのカスタムナイフメーカーに再現モデルを依頼している。
カッタローガス社の特徴の一つは、虫の這ったような独特の太い溝がハンドル材に刻まれていることだ。
このナイフのハンドルは浜田さんの加工によってその溝が再現されている。
スプリングに刻まれた装飾はオリジナルにはないもので、カスタムナイフらしさを出している。
各部に元のユーコンとは違った独自性が見られ、浜田さんらしいスタイルになっている。