松本カスタムナイフショウ2013に行ってきた


8月24日、25日開催の松本カスタムナイフショウに24日だけ参加してきた。
公式サイト http://www7.ocn.ne.jp/~m-knife/
様子 松本カスタムナイフショウ2013
松本城の近く、「そば処 やまが育蔵」というそば屋の建物の5〜6階が会場だ。
いつも東京都内のナイフショーで見かける人があまり来ていなかったし、ショーの様子自体を知りたい人も多いだろう。当日の様子を箇条書きで書いてみる。

会場について

・場所は分かりやすく、松本城の観光とあわせて行くにも良い。
・会場は古いオフィス用のビルの部屋といった感じの作りで、飲食店の座敷やホールではない。
・ショーに使ったのは5階は大きな部屋1つ、6階は大小2つの部屋で、綺麗な四角い部屋ではなく凹凸のある輪郭の部屋であり、あまりイベント向きの会場ではない。
・空調、トイレの古さ、そして会場の狭さがネック。あの会場では出展者の人数が多すぎる。出展者ごとのテーブルの幅はかなりある(関アウトドアナイフショウの倍程度ある)が、そのため出展者の出入りや来場者の往来には不便があった。
・長居したい環境とは言えない。あの人数の出展者がいるショーとしては問題。

イベントの仕切りについて

・この点に関しては直接主催者とやり取りをしたわけではないので、的外れな部分もあるかもしれない。
・主催者がイベント慣れしていないようで、直前まで(ショーの最中も)慌しく動いている様子が見て分かった。出展者のテーブル配置が決まったのは当日のことだという。
・というか人数がいるのに主催者ばかりが働かなければならないポイントが多すぎるようだ。
・事前に決めておくべきこと、他の人員に割り振るべきことが、当日の主催者に集中している様子だった。
・イベント慣れした人が支援につくか、イベント規模を小さくするかしたほうが良いかもしれないし、今回の経験を踏まえて今後改善されるかもしれない。

全体の状況

・このショーにしか出展したことがない人、そして他でも有名な人がいるという2つの点で、見る価値のあるショーとなっていた。全員ではないが、事前に出展者の情報を公式で紹介していたのも他のショーより良い点。
・かなり幅広いメーカーが集まり、来場者もそれなりに多かったと思う。ただし、日曜日に土曜と同じように来場者がいたかどうかは知らない。
・長谷川朋之氏の写真撮影を頼んでいる人は少数いたようだ。あの価格ではちょっと頼みにくいだろう。海外でナイフ写真家に頼んでいる人の例を見ていると、「撮影者に価値を見出す」「金を出せる」「ナイフコレクター(できれば写真映えする方向の)」という3条件を兼ね備えた人は限られていると思う。
・会場の様子ではカスタムナイフに詳しくない人も来ていたようだった。
・若干夏の観光シーズンと被るのは交通事情を考えると厄介な点。
・都内の私の住所から行く場合、開場にあわせて到着するにはほとんどの交通手段で関に行くより時間がかかる。