20世紀初頭、パリのギャングが使った護身具

たまには変わったものを紹介してみる。


Finger Weapons of the Parisian Apaches


上のURLで紹介されている指輪と手の平に収まる器具は、20世紀初頭にアパッシュ(wikipedia:アパッシュ)と呼ばれたパリのギャング達が使用した武器だ。いずれもパンチの威力を高めるために用いられた。護身というか喧嘩の道具である。
指輪のほうはしっかりと保持するために手の内の側に支えとなる部分が張り出しており、明らかに装飾ではなく打撃用である。
Thron Punchのほうは現代のスティンガーComtech Stinger(http://comtechstinger.com/)の祖先と言っていいだろう。


Thorn PunchとStingerの比較 http://i40.tinypic.com/2dsg65i.jpg


昔のこうした器具のデザインが現在とつながっている一例といえる。