ロシア武術・システマSV

公式サイト http://rmasv.ru/
英語サイト https://sites.google.com/site/siberianviun/
今回紹介するシステマSV=システマ・シベルスキー・ヴュン(Система Сибирский Вьюн)は、1988年に始まったロシア武術だ。
創始者のディミトリー.V.スコゴレフは軍を退役後にノボシビルスクを拠点として指導を開始し、ロシア国内と各国でシステマSVを指導している。ノボシビルスクロシア連邦税務警察の特殊部隊のインストラクターなどの実績がある他、書籍も複数出している。
公式サイトや取材記事によるとスコゴレフはサンボ・空手の経験を経てロシアの伝統武術の研究によってシステマSVを創始した。他の多くのロシア武術(ブザ、ROSS、カドチニコフ・システマ、システマ・シクヴァル、リャブコ・システマなど)と交流を持ち、会合や合同セミナーを開催している。
他のシステマ同様、体術やテイクダウン、打撃,集団戦闘、武器術(ナイフ、スティック、シャベル、銃器)が指導されている。また、非接触戦闘の練習も行われている。
一見他のシステマと似ているようだが、色々な面で違いがある。段位(レベル)の試験の構成も他の段位があるシステマと異なっており、波を伝えるウェーブや左右の手足を同時に使うリニアといった要素だけでなく、跳び蹴りなどの他では見られない課題がある。


ステマSV全般を紹介する動画

自然環境を利用したキャンプ。

ステマSVの打撃。打撃のスパーリングではグローブ着用の場合もある。