イタリア武術からナイフを防ぎつつナイフで攻撃する技法

昨日に引き続きイタリアのナイフ格闘術Lajolo Knife Systemの指導者Danilo Rossi Lajolo di Cossanoの動画から。
今回紹介するのはナイフ対ナイフの攻防で使われる技術だ。

前回「おなじみの」と書いたが、よく考えたらここではあまり紹介してこなかった。
Danilo Rossi Lajolo di Cossanoはイタリア・シチリア島伝来のナイフ術を指導するインストラクターで、CALIXという名前の道場を創設した。現代的な防具をつけてのスパーリング、試合も行っているが、伝統的な技術の指導も行っている。
前半のデモンストレーションでは、左腕で相手のナイフを持つ腕をさばき、右手でナイフを抜いて反撃している。体をかわす体術がセットになっており、かぶっている帽子を右手で脱いで相手に当てる技法と組み合わせるなどの様々な応用がある。
中盤のデモンストレーションでは相手のナイフをかわしつつ左手で相手をコントロールする、あるいは反撃を加える。ズボンを引く技が興味深い。
最後のデモンストレーションはスパーリングに近い。ここでも帽子を使っている。