傘もいいけど武器としてのベルトもいい

Twitterの武術クラスタで護身用の傘Unbreakable Umbrellaが話題になっていた。
かなり有名な商品だと思っていたが、私が思っていたより知られていないようだ。
傘は日常持ち歩く品として護身用に使いやすいため、護身技術を教えているところも多い。
さて、傘以外の日用品でお勧めなのは護身用に作られたベルトである。
この護身用品については2009年にベルトソード - 火薬と鋼で紹介したが、その後Razor Razorと社名が変わり、製品ラインナップも変わったので改めて紹介する。
RazorRazorのベルトソードは、文字通りベルトに剣を収納したものだ。
薄くしなる鋼のブレードをベルトに納めておき、必要な時に引き抜いて使う。
鋼はしなやかだがフニャフニャではなく、刃筋を立てれば真っ直ぐの形状を保つように作られている。
ソードというが鋭いエッジはついておらず、刃を肌に当てて引いても全く切れない。ブレードの薄さと速さで切るものだ。
以前は刀状のブレードをベルトに収納する製品一種類だけだったが、現在では長さ・重さのバリエーションが増え、さらにナイフやバトンをベルトに収納したモデルも加わった。
公式サイト http://www.razorrazor.com/
製品紹介動画。

ベルトソードで木材を試し切り。

コンクリートブロックを試し割り。

剣を使える人にとってはかなり有用な護身用品だと思うが、銃刀法などの武器の規制に引っ掛かりそうなところがネックだ。