古代ギリシャの青銅の剣のレプリカを入手した藤村シシン氏のツィートを見て思い出した動画がある。
鉄剣(グラディウス)と青銅の剣を並べてみる。
— 藤村シシン 1/15高松NHK講座 (@s_i_s_i_n) 2016年1月11日
『天は赤い河のほとり』で、ヒッタイトの鉄剣で銅剣をバーン!と折るシーンがあって、「こんな事本当にできるのかな!?」と興奮していたんだけど、まだ試してみるわけにはいかない… pic.twitter.com/QlcHYeu5BR
思い出したのは以下の青銅の剣の切れ味や耐久性をデモンストレーションしている動画だ。
実験している青銅剣はイングランドの青銅器時代の剣のレプリカ。
樹木や新聞紙のロール、盾、古代ローマのグラディウスの鋼鉄製レプリカを対象に様々な使い方で強度や切れ味を示している。
ここで使用している剣はいずれもレプリカなので当時の剣とは違うし(金属の材質や熱処理等の違いが大きい)、ギリシアやヒッタイトのものとも違うわけだが、かつて青銅剣を鉄製の剣で両断できたかというとかなり難しかったのではないだろうか。
青銅の武器の強度が一般に低く認識されすぎているからか、そのカウンターとなるような説明や動画はいくつかある。
この種の話題は海外でも興味を持つ人がいて、以下のようなやり取りもある。
Would iron and steel swords slice bronze age swords and shie -- myArmoury.com
またちょっと趣旨は変わるが、青銅剣で鋼鉄板を切るというのをやってみた人もいる。
素材や熱処理、形状などの条件の違いによって結果が変わる可能性があるのでこれを単純に他にあてはめるのは難があるが、参考に。