昨年1月に元スペツナズ隊員の武術指導者アレクサンドル・キステンがデザインしたナイフ - 火薬と鋼という記事を書いた。
この時は線画だけだったが、その後実物の写真を見る機会があったので紹介しておく。
http://rusknife.com/topic/1415-%D1%84%D0%BE%D1%82%D0%BA%D0%B8-%D0%B0%D1%80%D0%BC%D0%B5%D0%B9%D1%81%D0%BA%D0%B8%D1%85-%D0%B8-%D1%82%D0%B0%D0%BA%D1%82%D0%B8%D1%87%D0%B5%D1%81%D0%BA%D0%B8%D1%85-%D0%BD%D0%BE%D0%B6%D0%B5%D0%B9/page-14
該当するのは下の2つのナイフだ。
一番上はキステンのデザインではなく、80年代後半にトゥーラ中央デザイン研究局(TsKIB)で開発され、90年代初頭にロシア内務省の特殊部隊で使われたナイフだ。こちらはアメリカで売られているのを見た事がある。
別の画像もある。
http://rusknife.com/topic/1415-%D1%84%D0%BE%D1%82%D0%BA%D0%B8-%D0%B0%D1%80%D0%BC%D0%B5%D0%B9%D1%81%D0%BA%D0%B8%D1%85-%D0%B8-%D1%82%D0%B0%D0%BA%D1%82%D0%B8%D1%87%D0%B5%D1%81%D0%BA%D0%B8%D1%85-%D0%BD%D0%BE%D0%B6%D0%B5%D0%B9/page-15
この画像の下のナイフはキステンのデザインではなく、やはりロシア軍で使われたもの。
こうして並べて見ると、キステンがデザインしたナイフのクセの強い輪郭がよく分かる。