米軍用ポンチョとポンチョライナーを使う技術について

今日のシステマの練習前にちょっと話題になった件について書いておく。
一頃、米軍サープラス用品ではポンチョとポンチョライナーは定番の品だった。
映画でもベトナム戦争以後を舞台とした兵士が登場する作品によく登場した。
ポンチョは、雨具というだけではなく野外でのシェルターや渡河の際のいかだ等のサバイバル用品としての用途も知られている。
シェルターは下記のサイトで紹介されているような技術だ。
willowhavenoutdoor.com
ポンチョを使ったいかだは様々な形状があり、荷物をまとめてくるむものが良く知られている。
www.youtube.com
また、寝袋として使用する方法もある。
温暖な気候では寝袋より安価で軽量で場所をとらないという理由で寝袋を持たずにポンチョとポンチョライナーを使用する人々もいる。
以下の記事はその一例。
www.shtfblog.com


最近はサープラスショップでポンチョを見る機会は減ったが、ポンチョライナーはよく販売されているのを見る。
ポンチョライナーはポンチョ無しでも現在も軍でよく使われているためらしい。
2018年にもポンチョライナーのすばらしさを称える記事が公開されていた。
www.military.com
ポンチョライナーはウービーと呼ばれ、簡易な毛布がわりとして使われている。
あと、軍での使用法というわけではないが軍用ポンチョライナーを改造して寝袋に使えるようにしている人もいる。
寝袋用のジッパーをつける改造であり、以前は専用のコンバージョンキットが販売されていた。
www.survivaloutdoorskills.com
軍用のポンチョやポンチョライナーは雨具と防寒機能追加という目的よりは他の用途で使われる物になっていると言っていいだろう。