静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ 響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―

公式サイト:https://www.seikado.or.jp/exhibition/current_exhibition/


午後は丸の内に移転した静嘉堂文庫のギャラリー静嘉堂@丸の内へ。
静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―に行ってきた。
静嘉堂が所蔵する国宝7点全て、茶道具・琳派作品・中国書画・陶磁器・刀剣を展示している。
今までは二子玉川に行く必要があったので、かなり行きやすくなった。
単に展示するだけではなく最近の研究についても解説があり、付藻茄子と松本茄子のX線写真に基づく補修の調査研究の紹介は面白かった。
展示品では酒井抱一の麦穂菜花図が良かった。絵葉書があれば買ったのだが酒井抱一のはなぜか無い。

新しいギャラリーだが、中央に巨大なロビーがあり、椅子やビデオ上映、一部の展示品がある。
ロビーの周囲に展示用の部屋がある作りとなっている。
各部屋の順番や位置はやや分かりにくい。
また二子玉川静嘉堂文庫美術館と比べて全体に施設の色使いが暗くなっている。