東京国立博物館 特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」

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今日は東京国立博物館の特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」に行ってきた。
メキシコのマヤ、アステカ、テオティワカンの3つの文明の遺跡と出土品を展示する展覧会だ。
日曜日なので覚悟していたが、かなりの人出で会場は混雑していた。
今後更に混雑が予想されるので、土日に行く人は心構えが必要だ。
会場は広いので大物の展示を見るぶんにはあまり困らないが小さな展示物ではなかなか列が動かない。
しかし多彩な展示は見て楽しめるし、発掘情報を踏まえた解説にはあまり知られていない情報も多い。
メソアメリカ文明に興味がある人なら間違いなく楽しめる。


アステカ文明の装飾ドクロ。
頭蓋骨を加工して作ったマスクで死者の世界の主ミクトランテクトリ神を表す。


テオティワカン文明の死のディスク石彫。
ポスターにも使われた彫刻でかなりの大きさ。
私のアイコンと似ている。


テオティワカン文明の巻貝のトランペット2つ。


マヤ文明の織物をする女性の土偶
マヤの土偶は今回複数展示があり、衣装や持ち物も伺える。


マヤ文明の円筒形土器。
マヤではこうした土器を使ってカカオ飲料を飲んだという。
現代なら花生けになりそうなデザイン。



今回の目玉の一つ、マヤ文明の赤の女王の仮面と副葬品。
Civシリーズでおなじみパカルの王妃と考えられている。


今回の目玉の一つ、アステカ文明の鷲の戦士像。
想像以上の大きさ。


アステカ文明の死の世界の主・ミクトランテクトリ神の骨壺。
火打ち石の斧やナイフを持つ。


アステカ文明のテスカトリポカ神の骨壺。
背後にケツァル鳥の羽毛をまとった蛇が加工されている。
今回の展覧会の神の中では昔から日本でも知られている神。