新宿歴史博物館 令和6年度特別展「江戸の水道 玉川上水」(10月5日~12月1日)-新宿歴史博物館
四谷に行くことがあったので新宿区立新宿歴史博物館へ。
特別展「江戸の水道 玉川上水」を見てきた。
玉川上水の歴史資料や浮世絵、図面、木樋などを展示している。
玉川上水は上水道として問題なく受容されていたわけではなく、地域住民とのトラブルがあったことが様々な資料でうかがえる。
また流域や町民の利用に関する展示だけでなく、新宿の内藤家の屋敷地を通る上水の扱い、丸の内三丁目遺跡の徳島藩邸や汐留遺跡の仙台藩など大名屋敷にどう上水を引き込んでいたかの展示もあって興味深い。
淀橋の水車で幕末に火薬を製造し、爆破事故を起こしたことは別の展覧会で見た記憶がある。
撮影スポットは木樋の大きさ展示。
近代の玉川上水までの展示があるが、展示内容に太宰治の入水自殺の話は出ていない。