アーティゾン美術館「クロード・モネ —風景への問いかけ」

モネ没後100年 クロード・モネ ー風景への問いかけ|アーティゾン美術館

三菱一号館美術館の後はアーティゾン美術館「クロード・モネ —風景への問いかけ」へ。
モネの人気が高いので混雑を予想したが、時間予約制ということと平日正午ということで観るのに困る程の混雑ではなかった。
オルセー美術館所蔵品を中心にモネの各時期の風景画(一部は他の印象派の絵)を展示し、同時代の写真家達の写真も並べて時代性を示している。
各章の解説も長く、情報量が多い。

ウジェーヌ・ブーダン《洗濯女のいる風景》 SOMPO美術館のウジェーヌ・ブーダン展も楽しみだ。

クロード・モネ《かささぎ》 修復後初展示。

クロード・モネ《アルジャントゥイユのレガッタ》

クロード・モネ《サン・ラザール駅》

クロード・モネ《雨のベリール》 描き方は全く違うが海の色で東山魁夷《満ち来る潮》を思い出した。

クロード・モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》

クロード・モネ《オランダのチューリップ畑》

関連作品には写真だけでなく浮世絵やガレやドーム兄弟のガラス工芸もあり、クレマンテルによるモネやモネの庭のカラー写真もある。
人の動きはあまり滞ってなかったが見どころが多く、コレクション展示のカタリウムも観たので4時間近くかかった。
カタリウム | アーティゾン美術館


《洛中洛外図屛風》より下鴨神社の相撲

《平治物語絵巻 常盤巻》より

《平治物語絵巻 常盤巻》より
カタリウムはすぐ通り過ぎてる人が多かったけどもったいない。
特に《平治物語絵巻 常盤巻》の展示については自分のスマホで視聴する「山口晃をして語らしむ」が必見。
画家の山口晃が平時物語絵巻の技術や視点について解説しており、分かりやすく面白い。
常盤の黒髪に注目してLUXスーパーリッチのCMのジェスチャーをする辺りは笑わずにはいられなかった。
屋根の檜皮の描き方、人物の感情と姿勢、霞の役割など他の絵巻を見る際の参考になる話も多い。