東京藝術大学美術館「NHK日曜美術館50年展」

NHK日曜美術館50年展|2026年3月28日(土)~6月21日(日)|東京藝術大学大学美術館

西美の後は東京藝術大学美術館「NHK日曜美術館50年展」へ。
NHK教育(Eテレ)の長寿番組「日曜美術館」で取り上げられ、著名人が作品について語った作品と映像と現代の工芸品を展示。
ピカソから縄文土器まで幅広い作品がある。
映像上映は番組から抜粋で一作品あたりの時間は短いが数が多く、コーナーごとに関連する映像が上映されていて全部見るとかなり時間がかかる。

フランシス・ベーコン《スフィンクス̶ミュリエル・ベルチャーの肖像》

新潟県長岡市深沢町岩野原遺跡出土《縄文土器 深鉢 火焔型土器》

石田徹也《飛べなくなった人》

野見山暁治《ある歳月》

混雑するかと思ったがそれほどではなかったので観るのにかなり余裕があった。
来場者が多くないのは、扱っている作品・年代の幅が広すぎるからだろうか。
展示では松本竣介《Y市の橋》(個人蔵のほう)があったのは良かった。
そして長く続いた番組だけに図録の情報量が多い。

私が日曜美術館を一番見て影響を受けたのは10代の頃で、その頃は美術館博物館から遠い所に住んでいたので番組や本でしか見られない作品ばかりだった。それが後からこうして当時の番組と本物とを同時に見られるというのは嬉しい。もっとも私が見ていた年代の作品は今回の展覧会にあまり出ていないし、他にもっと展示してほしい美術家・作品はあった。長く続いた番組だけに何を出すかのバランスは難しいところだ。