FibroTexの熱迷彩戦闘服T1 Thermal Mitigation Combat Uniform

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アメリ海兵隊のイベントModern Day Marineの展示から。
FibroTexは新しい戦闘服T1 Thermal Mitigation Combat Uniformの情報を公開した。
通常の視覚的カモフラージュに加えて熱的カモフラージュの機能を備えており、赤外線暗視装置から見えにくくなる(テストした画像が記事に掲載されている)戦闘服だ。
MultiCamなどあらゆるカモフラージュを再現できるほか、アルプス/雪のパターンを含むカスタムオプションも用意されている。
このようなマルチスペクトル特性を持つものは着心地が悪いと思われるかもしれないが、あるエンドユーザーは評価後の報告でパジャマのような感触だと述べている。要するにゴワゴワした生地ではなく柔軟性があるということだろう。
また、フェイスマスクを着用しなくてもヘルメットと顔の両方を隠すことができるヘルメットカバーも提供している。

八王子夢美術館 特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」


ゴールデンウィークも終わってしまう。
連休最終日は明日からの仕事に備えてゆっくり過ごそうと思っていたのだが、スーパーに行く途中の古本屋に貼ってあるポスターで八王子古本まつりと同時期に川瀬巴水展が開催していることを思い出した。
今を逃すとなかなか行きにくいので出かけることにした。
今回の特別展では新版画の川瀬巴水の画業を150以上の作品で通して見ることができる。
最初期から代表作、断筆の作品まで一通りそろっているし、制作風景の映像も上映されているほか、ジョブズマッキントッシュの広告に使った橋口五葉の《髪梳ける女》も展示されている。
数年前にSOMPO美術館で開催した展覧会と同様の内容で、八王子夢美術館では展示替えがない分総点数は少ない(複数回行かない人にとってはほとんど違いはない)。
来場者はそれなりに来ていたが、じっくり見るのに困るほどではなかった。
なお、古本まつりは特に収穫なし。

MGRSベースのナビアプリTactical NAVがウクライナで活躍

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Tactical NAVは、iPhoneでのMGRSベースのナビゲーションとマップの使用を簡素化するために、米陸軍の火力支援担当者によって作成されたアプリだ。
現在iPhone/iPad用とAndroid用が公開されていて民間人も使用できる。
Tactical NAV: MGRS Navigation for Military | TACNAV
Tactical NAV作成者のJonathan J. SpringerがTactical NAV利用者からのメールをシェアした。
その利用者はウクライナからポーランドに家族と共に安全に脱出するためのこのアプリを活用したという。
また、ウクライナでの戦闘でTactical NAVを使用している人もいるとされている。

Battleboxとダグ・マルカイダのコラボナイフGrande Fratello

DOUG MARCAIDA SERBIAN CLEAVER: GRANDE FRATELLO - Battlbox.com


BattleboxからGrande Fratelloという大型ナイフが発売された。
Battleboxとフィリピン武術指導者ダグ・マルカイダのコラボレーションによるクリーバー型ナイフだ。
肉切り包丁あるいはウッドチョッピングにも使用できる幅広のナイフで護身用にも使用できる。
鋼材は420ステンレススチール。シースはレザーシース。
刃長21.6cm、全長31.1cm。
価格は119.99ドル。

James Brandの小型ツールナイフEllis

The Ellis Multi Tool – The James Brand


James Brandは小型ツールナイフEllisを発売した。
スリップジョイントのナイフとハサミ、ランヤードリング部分にマイナスドライバー兼プライバーがある。
ディープキャリー用ポケットクリップ付き。
刃長6.6cm、ハンドル長8.9cm、全長16.5cm
鋼材はSANDVIK 12C27、ハンドル材はエコ・アセテート
価格は139ドル。

永青文庫 初夏展「殿さまのスケッチブック」

https://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2024shoka

久々に永青文庫へ。
熊本藩6代藩主細川重賢の博物趣味を中心とした「殿さまのスケッチブック」に行ってきた。
本草学に関心を持つ重賢は参勤交代の途中では植物採集を行い、動植物の博物図譜を作らせ、押し花を作るなど標本の制作も行っていた。
今回はそうした重賢の趣味から生まれた『毛介綺煥』『昆虫胥化図』など、永青文庫の博物図譜や標本が公開されている。
実物を見て描かれた図は正確で、ナミアゲハの幼虫・蛹・成虫の記録から同じ虫であることを把握しているなど観察も伺える。
いくつかの生物については実物の写真と解説もあるので、図との比較もできる。
博物図の模写を通して大名同士の交流があり、今は絶滅した動物も含む様々な生物の図像が並び、食事の貝類から出た様々な真珠を16年分記録して保管していたものなど、当時の大名の本草学への興味が幅広く展示されていた。
関連して動植物の柄の工芸品も展示されている。

コロナ以降長い間閉館だった永青文庫別館も再開していた。


昼食は高田馬場のZuu&Heinミャンマーティーハウスでミャンマー料理モンヒンガーを食べた。
ナマズ出汁の辛く熱いスープを使った素麺のつけ麺のような料理だ。
適度な辛さのスープの味がおいしい。
モンヒンガー(モヒンガー)は色々あるらしく、こういうスタイルとは限らないらしい。
麺の上に乗っている食品が謎で、薬味かと思ったが辛くも酸っぱくもしょっぱくもなくねっとりした食感のほんのり甘いもので食べても正体がわからなかった。フライドオニオンか?

Modern Day Marine 2024よりBruntonの軍用コンパス

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アメリ海兵隊イベントのModern Day Marine 2024の展示から。
1894年からコンパスを製造しているBruntonは、新型の軍用コンパスを展示した。
同社初のミルスペック準拠のトリチウム発光のレンザティックコンパスだ。
2025年発売予定のこの新しいレンザティックコンパスは、現在のコンパスよりも30%早く安定する針と、コンパスの寿命期間を通じてクリックできる耐久性のあるベゼルを備えているという。
コンパスポーチはALICEで引き継がれたM-1956コンパスポーチのデザインをベースにした現行モデルに似ているが、PALS互換となっている。