レールカバー兼工具のAmerica Grip Rail Mounted Tool Kit

America Grip Rail Mounted Tool Kit | SHOT 2017 -The Firearm Blog
SHOT Show 2017の展示から。
America Grip社のRail Mounted Tool Kitはレールカバーのグリップパネル内部に銃や光学サイトのメンテナンス用のドライバーやレンチを収納したツールキットだ。
様々なツールを備えており、パネルのカラーバリエーションも複数揃っている。
価格は14.95〜24.95ドル。

銃器装着用カメラViridian FACT

Viridian FACT Weapon Mounted Camera | SHOT 2017 -The Firearm Blog
SHOT Show 2017に向けて公開された新製品情報から。
Viridian Weapon Technologiesは銃にマウントするウェポンカメラFACTを発表した。
ウエポンライトとカメラがセットになっており、ハンドガン用ウェポンライトと同程度の大きさに収まっている。
警察官が記録に使う大型モデルのFACT DUTY、より小型のFACT COMPACT、トリガーガードにマウントするサブコンパククト用のFACT MICROの3種類のモデルが予定されている。
銃にカメラを装着したままでもウェポンライト対応ホルスターに収納できる点が特長だ。

Glockのスライドを引きやすくするChambermax TA-1

Chambermax TA-1 Glock Slide Racking Accessory -The Firearm Blog

グロックのスライドを引きやすくするChambermax TA-1が紹介されていた。
これはスライド後端につけるアクセサリーで、ほとんどのホルスターに適合する。
カラーバリエーションは黒とピンクの2種類。
価格は39.99ドル。
グロックはこの種のスライドラッカーなどと呼ばれるアクセサリーが多い。
構造上、取り付けやすいからだろう。

ピカティニーレールを連結するクランプ

A3 Tactical - Double Picatinny Clamp - Soldier Systems Daily
A3 TacticalのDouble Picatinny Clampという奇妙な製品が紹介されていた。
これは向かい合ったピカティニーレールを連結するクランプだ。
これを使うとピカティニーレールをつないで二丁の銃を1つにつなぐこともできる。
最も銃同士をつなぐとアメリカでは規制対象になるのでまずいらしいが。
ではほかに一体何の目的で使うのだろうか。
価格は39.95ドル。

DPM Systemsのガラスブレーカー付きグロック用マガジンプレート

Glock Magazine Floorplate / Glass Breaker -The Firearm Blog

DPM Systems Technologiesが製造販売しているGlockマガジンフロアープレートはカーバイド製のガラスブレーカーがついている。
下に鋭い突起が付いていて叩きつけて窓ガラスを割ることができるというものだ。
そのかわり手の平でマガジンプレートを叩きこんでマガジンを挿入すると手が痛くなる。またガラスを割る際も手の保護が必要であるため、このマガジンプレートを装着している際はグローブが必須だと考えていいだろう。
プレートはアルミ製(黒)またはポリマー製(黒・デザートタン・ODグリーン・イエロー)の2種類。
9mm、.40S&W、.357 SIG、.45ACP用のマガジンに対応したプレートがある。

ロシア製の4連ウェポンライト

An AK Overload Of Lumens -The Firearm Blog
ロシアの銃器アクセサリーをアメリカで輸入販売しているLegion USAの奇妙な商品が紹介されていた。
リンク先を見ての通り、AKに装着できる4連LEDウェポンライトだ。
ロシアのZenitco社の製品で、製品名をKaspiyという。
明るさは1400ルーメン。600m先を照らすことができるとされている。
それにしても過剰なサイズだが、下の画像のようにハンドガンにも装着できる。
http://zenit-td.umi.ru/images/cms/data/kaspiy_small_4.jpg
アメリカでの販売価格は550ドル。

レールハンドガードに銃剣をつけるGeissele Picatinny Bayonet Mount

先月、Modern Day Marine (MDM)で展示された銃剣用マウントについての記事が公開された。
MDM - Geissele Automatics Bayonet Mount - Soldier Systems Daily
Geissele Picatinny Bayonet Mount -The Firearm Blog
AR/M4系の周辺用品を製造販売するGeissele AutomaticsはM4カービン等のハンドガードのレールに銃剣を装着するマウントを発表した。
最近のアサルトライフル/カービンは、銃剣を装着する着剣機構よりもアクセサリー類を装着できるレールハンドガードが優先されている。
そうしたハンドガードでも銃剣を装着できるというのが売りで、軍用や民間市場向けを期待して作られたという。
銃剣をバレルに装着するのではないためバレルに余計な力が加わらないのもポイントだ。
ピカティニーレールにマウントを固定し、M9、M7などの銃剣が装着できる。
しかし現代の銃剣の必要性とライトやフォアグリップなど他のアクセサリーとの兼ね合いを考えると、このマウントはあまり売れないだろう。