http://www.russiatoday.com/Top_News/2009-02-03/Launch__Dock_and_Three_Smoking_Barrels.html
http://www.russiatoday.com/s/obj/quick_upload/Image/guns.jpg
ソビエト/ロシアの宇宙飛行士はサバイバル・キットに銃を組み入れていた。宇宙飛行士のサバイバル・ガンとして採用されたのはTP-82というバレルが3本ある変わった銃だ。もちろん宇宙戦闘で使うわけではなく、地球に帰還した際に使用する。この銃は護身や連絡用を想定したもので、宇宙飛行士はこの銃の射撃訓練も行ったという。
2007年にThe Fireamr Blogでも紹介された。
TP-82 : Russian space pistol / shotgun / carbine / flare gun no longer being carried into space -The Firearm Blog
上に2本の32ゲージ(12.5mm)用のライフリンフのないバレルがあり、下に1本の5.45 mmライフル弾用のバレルがある。
銃には20発のフレア（信号弾）、10発のショットシェル、20発のライフル弾が付属していた。着脱式のストックはマチェットのシースも兼ねたものだという。重量はストック無しで2.4kgとかなり重いが、三つの用途を兼ねていることを考えれば妥当だろう。
宇宙銃・未来銃の系譜
Sidearms - Atomic Rockets
こちらのWebサイトでSF作品に登場する未来銃・宇宙銃の歴史と技術を見ることができる。
有名なスターウォーズの銃や古いSF作品の銃、日本の作品からはコスモドラグーンやコスモガンも紹介されている。
中には未来的な外観や先進技術を使用した実際に存在する銃器の紹介も含まれている。
日本の特撮（特にウルトラマンシリーズ）の銃器が紹介されていないのは残念だ。
