米陸軍の新しい狙撃銃決まる

 US Armyの7.62mm口径の新狙撃銃 XM110 Semi-Automatic Sniper System (SASS)の要求仕様が出たのは昨年のことだが、このほど契約先がKnights Armanentに決定したとの報があった。この新狙撃銃は旧式化しつつあるM24(もちろん「今でも十分現役で使える」という意見もあるだろうが、その辺は運用と考え方次第だ)に替わって新しく採用される。1000m超の狙撃に対応できるセミオートスナイパーライフルで、バイポッドやスコープ、ナイトサイト、ライト、バックアップアイアンサイトやケース、サプレッサー、20発以上のマガジンなどのアクセサリ類を含む「システム」の契約だ。このシステムに含まれる各オプションにより近距離(1-400m)から遠距離(801-1,200m)まで様々な範囲に対応している。KnightsのMk11 Mod 0の系統であると思われるが、詳細は不明。いずれ現物の写真も報じられることだろう。その時はまた紹介したい。