MTM Special OPS watch ブラックホーク

 先日の日記で触れたMTM Special OPS watchブラックホークがたまたま中古で破格の値段で売られているのを見て入手してみた。精悍でごつい時計が欲しい人には良い時計だと思うが、問題もある。いくつか感想を書いてみよう。
 より詳細な画像をご覧になりたい人はWatch Reportのレビューを。
http://www.watchreport.com/2005/09/review_of_the_m.html
 リコーの時計との関連を知りたい人は腕時計、また買っちゃいました。の記事を。
http://kenichiuji.exblog.jp/2122491/


・写真はGショックと並べたところだ。見ての通り大きい!そして重い!アウトドア活動には必ずしも向いていない。アメリカでオプション販売されているラバーベルトをつければ少しは軽くなるだろうが、日本では売っていない。
・文字盤の数字がLEDのために欠けている。これはデザイン上の欠点だ。また、文字盤のデザインのため時間の認識は大雑把なものになりがち。
・ブレスの調整は付属のレンチで行えるが、片方のネジをレンチで押さえつつ、もう片方のネジをレンチで回す、というスタイルなのでやり難い。自分で調節するようになっているとは言え、他の時計同様購入時しか調整しないから本当は業者にやってもらいたいくらいだ。
・文字盤を照らすLEDはよくある紹介写真のような青白いものではなく完全に青。ここは白LEDにしたほうが見やすいと思う。
・厚みはさほどではなく、衣類や手に当たって邪魔になることはあまり多くない。
・表面処理の強度はなかなか強い感じ。この点は使い込んでみないと確かな事は言えないが…。


 いわゆる軍用腕時計よりもデザインがこなれていない感じである(特に文字盤)。とは言え独特の雰囲気はある。予定されている同社のダイバーウォッチではもっと細かい点を詰めていってほしいものだ。