http://members.jcom.home.ne.jp/chivalries/wa/chow.html
そんなわけで上のように書いてみた。さて、このボブ・チャウ・スペシャルのメルトダウン加工だが、同様の加工を行う/行っていたガンスミス、ファクトリーの例は極めて少ない。1911の世界でもKimberの一部の製品やClark custom guns（http://www.clarkcustomguns.com/meltdown.htm）くらいだろうか。
ある程度の角を落とす加工自体は一般的なのだが、それ以上の加工は必要がない、または手間に見合うものではないとみなされている。その後のボブ・チャウにしてもあそこまで角を落としたカスタムはない。ボブ・チャウ・スペシャルは必要ないところまで丸めているようだ。
しかしボブ・チャウ・スペシャルのステッピング加工やメルトダウン加工は、その有効性だけでなく手加工の独自性とそれをまとめあげたセンスの良さが何より魅力なのだと思う。
